巨岩峰の大崩山  

     朝日に映える巨岩峰群(祝子川より望む
 宮崎県東臼杵群北川町、大崩山1643m。祖母傾国定公園の特別地域に指定された南東の端に位置する。当山は九州最後の秘境と言われ、原生林の中に各湧塚、乳房岩、小積ダキ、坊主岩など花崗岩の岩峰がそびえ立つ。今回登山の目的はメンバー全員が予定ルートにある30個余の梯子を昇り降りし、登頂可能な岩峰全てに立つことである。そのために私達は9月中旬から訓練登山を行ってきた。我が「遊山歩」メンバー9名は前日に大崩研修棟に入る。登山当日4時起床、自炊・朝食。登山準備を終え、上祝子登山口へと車で移動。6時15分、夜が明けきらぬ中を登山開始。登りは小積湧塚ルート、下りは坊主尾根ルート。出発から9時間後の15時15分に下山完了。厳しい登りに辟易するも、岩峰に立つとその絶景に次の岩峰へと意欲が湧いてくる。この山の素晴らしさは筆舌に尽くすことはできない。厳しい山だが、リピーターが多いことがその証であろう。    06.10.28、29
宇目の唄げんか大橋経由大崩へ 大崩研修棟(泊、自炊) 祝子川温泉、美人の湯(入浴)
6:15 暗いうちに上祝子登山口出発 湧塚尾根方面へ 祝子川(上流)を渡渉、朝日がさしてきた
袖ダキ展望台(五葉松のアクセント) 袖ダキ展望台上のメンバー、バックは下湧塚
乳房岩(袖ダキ展望台から写す) 下湧塚(乳房岩からの眺望)
垂直ハシゴ 2段ハシゴ ハシゴから降りる時が危険
下湧塚(中湧塚から見る) 下湧塚から撮影(後方は中湧塚)
中湧塚手前で一服 このハシゴを昇れば中湧塚は近い と、思ったらもう一つ
下湧塚(中湧塚への中間から撮る) 上湧塚(中湧塚からの眺め)
上湧塚の頂部へ 中湧塚と小積ダキ(右) 上湧塚からの眺望
小積ダキ(右の写真)頂部で一休み 小積ダキ、頂部に人がかすかに見える
小積ダキ、象岩間 小積ダキ、象岩間 小積ダキ、象岩間
象岩、坊主尾根の下り 象岩をトラバース
坊主岩、この付近は勾配が急、ハシゴ多数 祝子川(下流)渡渉、あと30分弱で登山口 15:15下山完 

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