カタクリの雁俣山

 熊本県下益城郡美里町、雁俣(かりまた)山 1315m。春の連休時期、登山者の誰もが期待するカタクリの花、net友の情報では、とっくに終わっているとのこと。しかし、ともかく出かけることにした。登山道に入ると、ブナやヒメシャラなどの新緑が心地よい。カタクリ群生地に着くや花は消えうせ、その形跡さえみえない。だが、これは想定内。頂上に着くと、他の登山者から「花を見つけた」と聞く。下山も同じコースを取り、今度は時間をかけて丹念に見渡す。すると、色あせてはいるが優雅さを放つカタクリに出会えたのだ。気持ちが踊る。翌日は天主山のヤマシャクヤクが目的。通潤橋に立ち寄り、鮎の瀬大橋を経由して緑川沿いの宿に泊まる。   07.05.11

 二本杉駐車場(10:30)→登山口(10:40)→カタクリ群生地(11:10)→雁俣山頂上(11:40〜12:40)
 →カタクリ群生地(13:10〜13:30)→登山口(13:50)→二本杉駐車場(14:00)
砥用から国道445号線を上る 二本杉から林道10分、合併後美里町 丸太階段をしばらく登る
雁俣山(頂上まであと20分) 雁俣山頂上、昼食後のくつろぎ カタクリ群生地(下りにて)
カタクリの花、下山時にようやくみつける カタクリの花、最後の色香を振り絞る
ヒメシャラ ブナも世代交代
マムシソウ(登山口) スミレ(登山口) バイケイソウ(中腹)、開花は6月
ヒカゲツツジ(頂上) ミツバツツジ(頂上) アセビ(頂上)
通潤橋(下山後に立ち寄る) 鮎の瀬大橋 (この橋を渡り宿へ、翌日は天主山)

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