岩手の山(3) 八 幡 平

 八幡平は、奥羽山脈北部の山群。約40,500の広大な高原上に多数の火山起源の小ピークがあり、その間に沼や湿原が点在する。十和田国立公園、日本百名山。百名山の中では、美ヶ原とともに「のんびり逍遥するのが楽しい」と記されている。
 前泊した藤七温泉を起床した時、予報どおり雨音が聞こえた。雷雨ではないのが不運中の運、雨・風・ガスの中を出発。ガマ沼、八幡沼は特にガスが濃く道そばにありながら姿が全く見えない。八幡沼畔の稜雲荘(無人山小屋)に着き小休止。その後も風雨は、強くなることはあっても弱まることはなく、黒谷地駐車場に到着。3日間に及ぶ岩手の山3座登山修了。八幡平の風雨を除けば満足している。八幡平を天気の良い日にゆっくり逍遥したいとの思いを胸に、自宅がある北九州への途についた。   11.07.04

 
駐車場・案内所6:40〜7:10頂上〜7:25稜雲荘(山小屋)7:35〜8:50黒谷地9:00〜9:20黒谷地駐車場 


前泊した藤七温泉、東北一高所の天然温泉 八幡平駐車場・案内所、風雨の中 登山開始
登山口すぐ、小さな火口沼がやがて表れる 路傍に咲くベニバナイチゴ
「火口跡?雪解け後にはキヌガサソウの群落」と説明板 説明板には「湖水となれば鏡のごとく周りの風景を写す」
八幡平頂上、まったく平坦 八幡沼に隣接する稜雲荘(無人小屋)、八幡沼はガスの中
稜雲荘をあとに湿原が続く 一般的な湿原とは少し違うと書いてある
風雨が益々強くなってきた、池塘に雨がたたきつけている 咲き残っていたミズバショウ
源太森をパスし先を急ぐ 山道は川のように雨水が流れる
黒谷地(くろやち)、木造は湿原展望所 黒谷地湿原を眺めている、カメラも曇っている
コバイケイソウ、黒谷地にて、このあと風雨強く撮影不能 黒谷地駐車場がある車道に到着、岩手の山3座登山終了
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