九重・黒岳天狗

 黒岳は九重連山南東部に位置し、最高峰の高塚山、天狗、前岳など五つのピークからなる山塊。小雨が降りしきる中、頂上付近に岩が連なる天狗に登る。入山に際して「黒岳男池清掃協力金」を支払った時、20名が入山しているとのこと。山中で出会った人に尋ねると山頂まで行った登山者は2名のみ。あとは、かくし水、ソババッケ、風穴からUターンしていた。それもその筈、小雨交じりのガスに包まれて景色が見えないのだ。私は山頂に足跡を刻んだが、岩が滑って危険だった。
 鉄道貨車を改造した麓の「くじゅうエイドステーション」に宿泊。翌日、宿近くの「榎木孝明美術館」や両腕が義手の「大野勝彦美術館」がある「九州芸術の杜」を見学。榎木孝明の絵を見ていると、背後から「よく降りますね」と声をかけられる。振り向くとスマートなイケメン、榎木孝明本人だった。  2011.10.28-29

   
  男池登山口10:30〜11:00かくし水〜11:30ソババッケ〜12:50風穴〜途中、昼食〜
     14:20天狗山頂〜16:10ソババッケ〜17:10男池登山口    鉄道貨車の宿、宿泊
 

黒岳男池清掃協力金を支払い入山
日本湧水百選の男池 男池付近の大木
先ずはゆっくり足慣らし かくし水、途中唯一の水場
左の木には何故か「大分県警」の鉢巻き ソババッケ、赤い服の3人はここで引き返す
風穴に向かう、苔むした倒木 ガレ場が続く、右の2人は風穴からの引き返し
風穴、明治大正期冷蔵庫代わりに蚕種の貯蔵をしていた これよりガレ場急登が続く
本登山一番の紅葉 天狗分れ、右折して天狗岩へ
とにかく岩だらけ、滑って危ない 天狗山頂
下り、連続した岩の下方 ソババッケ、登山口まであと1時間か
登山口に到着 鉄道貨車改造の宿に宿泊
   10/29(登山翌日) 俳優・榎木孝明や両腕義手の大野勝彦美術館がある「九州芸術の杜」を見学
九州芸術の杜、宿から徒歩5分 榎木孝明美術館
榎木孝明と大野勝彦のトークショー 帰途、九重夢吊大橋に立寄る、高さ日本一(173m)の人道
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