九重・三 俣 山

 三俣山は、阿蘇くじゅう国立公園の九重正面登山口・長者原から指山を挟んで気高く居座っている。初夏は同じく九重山系の平治岳と並び称されるミヤマキリシマ。秋はドーダンツツジの紅葉が大船山(九重山系)に勝るとも劣らない。そんな鮮やかな紅葉を期待しつつ長者原登山口を出発した。先ずは、すがもり越で一休憩。すると随分後方にいた山ガール2名がまたたく間に到着。「このコースは初めて」とのことで同行することになった。山ガールの紅葉に対する感激は、なんと驚愕的なことか。火口跡の小鍋・大鍋斜面に鮮やかさを放つドーダンツツジは、麓からも、ましてや西峰からも見ることはできない。登山口から2時間半の行程を経て見えるもの。それだけに経験者の小生ですらひとしおの感激に浸っていた。  11.10.17

   
長者原登山口6:50〜8:20すがもり越〜9:00西峰山頂〜9:20 W峰山頂〜9:40南峰〜11:00北峰〜
   11:30大鍋(昼食)12:00〜12:30本峰山頂〜13:00西峰山頂13:30すがもり越〜14:50長者原登山口
 

すがもり越、これより正面の西峰へ
西峰山頂 西峰を下り右折してW峰へ向かう
W峰はすぐそこ 左から中岳・天狗ヶ城・久住山、左画像地点より眺望
W峰山頂から南峰を望む 北峰と大鍋、南峰鞍部より見渡す
南峰より坊がつる(平地)と大船山を眺望 南峰斜面と本峰、小鍋へ向かう地点より
南峰(左端)本峰(右端)と小鍋北斜面(手前) 小鍋(火口跡)、ここが一番鮮やか
北峰の東側ピーク 本峰東側
北峰の大鍋側斜面 北峰尾根、低地は大鍋(火口跡)
北峰山頂付近からの眺め 北峰山頂
大鍋、登山者後方は北峰 大鍋、本峰と北峰の鞍部を下ってきた
本峰の大鍋側斜面、登山者の位置は大鍋 昼食後、本峰に向かうため鞍部へと引き返す
本峰への途中に大鍋方向を振り返る 三俣山・本峰山頂
硫黄山(噴煙)と星生山、西峰山頂より 西峰を下りすがもり越(小屋)を経て登山口へ
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