九重大船山 & 平治岳

 1934年(昭和9年)指定の「阿蘇国立公園は、1986年(昭和61年)、大分県民の願いにより「阿蘇くじゅう国立公園」と改称された。登山者のみをとれば、九重の方が圧倒的に多く、特にミヤマキリシマが咲く土・日には、行列をなす有様。九重連山のうち先週は西側の5座、星生山・久住山・稲星山・中岳・天狗ヶ城を登り、今回は東側の大船(たいせん)山、平治(ひいじ)岳のミヤマキリシマを愛でる山行となった。大船山頂付近のそれは、1週間ほど早い蕾。しかし、平治岳は絶好の見ごろ。開花時期の異なる、双方を同時に期待するのは欲張り。北大船山も満開だったことを考えると、満点に近いミヤマキリシマ鑑賞だった。山中では大阪のワンゲル団体や沖縄の高校山岳部など多数の登山者に出会う。  10.06.11

  長者原P 6:00〜7:20雨ヶ池7:30〜8:00坊がつる8:10〜9:30段原9:50〜
  10:10大船山頂・御池10:30〜10:40段原10:50〜11:00北大船山〜
  11:30大戸越(昼食)12:00〜12:40平治岳南北峰13:10〜14:20坊がつる14:50〜
  15:30雨ヶ池〜16:30長者原P  

出発地・長者原の夜明け、中央の双耳峰は由布岳
長者原Pより木道を通り湿原を抜ける これより山道に入る、左の看板付近
雨ヶ池、長者原方面を振り返る 坊がつるに到着、右方向に曲がる
大船山、坊がつるより望む 大船山を登り始める
大船山中腹より九重西側を展望  左より稲星山・白口岳(土砂崩れ)・中岳・天狗ヶ城・星生山(灰色)・三俣山・湧蓋山(最後方) 
大船山、ミヤマキリシマ咲く段原より展望 北大船山西斜面、段原より
大船山頂 大船山御池、池周りはドーダンツツジ
大船山を下る、左尾根・北大船山と後方・平治岳、右・米窪 北大船山頂
平治岳、下方ピンクの切れ目が大戸越 大戸越、ここで昼食
平治岳南峰頂岩 平治岳南峰より黒岳を展望
平治岳北峰山頂 平治岳北峰西斜面、ミヤマキリシマは絶好の見ごろ
平治岳北峰西斜面、後方は三俣山 平治岳北峰西斜面
大戸越、坊がつるへと下る 坊がつる、先ほど登って来た平治岳を展望
雨ヶ池、登山口の長者原に向かっている、あと1時間 湿原出合、ここを横断して登山終了
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