英 彦 山
 英彦山は、羽黒山(山形県)・熊野大峰山(奈良県)と並ぶ日本の三大修験道の場。810年代に勅旨をもって日子の山が彦山と改められ、1670年代に英の尊号を冠せられ英彦山の名称となった。山中各所には、修験道を彷彿とする遺構が存在する。2005年10月には849mのスロープカ―が設置され、参道終点の英彦山神宮奉幣殿まで急な石段を登らずに行けるようになった。登山を楽しむ身としては文明の利器を利用したことはないが、足腰が弱い人にとっては喜ばしいことであろう。
 英彦山の歴史を簡単に触れたが、今回登山の目的は主に紅葉目当てである。今年は暑い日が長く、紅葉が10日前後遅れている。目的はほぼ達成できたが、一番見たかった玉屋神社直下は、やはりかなり遅れていた。  10.11.05

 別所駐車場9:30 〜 (途中休憩20分) 〜 11:20中岳山頂(昼食)12:10 〜
 13:30鬼杉13:40 〜14:20玉屋神社14:30 〜 (休憩10分) 〜 15:40別所駐車場

神社下、ここで山中の紅葉度合いを占う・OK
神社下、石段が奉幣殿まで続く 英彦山神宮奉幣殿(撮影復路)
奉幣殿すぐ上、復路は標識右から帰ってきた 中津宮
台風でやられている無残な杉、これも一景か 産霊(むすび)神社境内、二代目杉と水場
中岳山頂に建つ上宮が見えてきた 中岳山頂
中岳を下り南岳に向かう 南岳北斜面から見る上宮
南岳山頂 南岳を下る
南斜面 鮮やかなドーダンツツジ
小生はこんな風通しのよい紅葉が好き 柱状節理の材木石、マグマが急に冷えて固まる
ブッポウソウ岩、このあたりにブッポウソウが多いという 大南神社、英彦山神宮の末寺
鬼杉、国の天然記念物 玉屋神社に向かう途中の沢
般若岩を背にした玉屋神社 玉屋神社直下、紅葉は少し早い
中岳南西峰南斜面、玉屋神社より20分ヶ所で望む 往路お参りした奉幣殿
神社下、宝篋印塔(ほうきょういんとう)1817年建立・高さ8m 別所登山口駐車場に到着、登山終了
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