四国 剣 山
 徳島県三好市など2市1町にまたがる剣山1955m。日本百名山、石鎚山に次ぐ西日本第2の高峰。別名、太郎笈(たろうぎゅう)とも呼ばれている。隣接する山に次郎笈がある。早朝、奥祖谷の宿を出発、先ず二重かずら橋(後段記載)に立ち寄り、登山口の見ノ越駐車所へ。剣山神社から登り始める。頂上までの標高差は525mと低い。アップダウンも少なく楽だ。だが、未踏峰は、それなりの心構えが必要。反面、想定外の遭遇があれば面白い。この登山で残念なことが二つあった。定評がある山頂からの眺めがガスに阻まれ遠方の視界がきかなかったこと。これは悪い遭遇である。今一つは、宮尾登美子の小説「天涯の花」キレンゲショウマを見つけられなかったこと。もっとも、花期がずれているので仕方ないのかも知れないが。  08.10.04
二重かずら橋から次郎笈を経由するルートもある 剣山山頂、しめ縄の中に三角点がある
 9:30       見ノ越登山口の剣山神社参道 リフト下のトンネル手前
 10:45               剣山リフト下のトンネルりf  10:20  リフト終点西島駅横、右は大剣神社コース
 西島駅と手前の建物の間から刀掛の松コースに入る  尾根を登る
 10:45               刀掛の松  剣山本宮入口、ガスが濃くなってきた
 11:10      剣山本宮、ご神体は後ろの岩らしい 運気向上をお祈りしたが・・・
剣山本宮の後ろはミヤマクマザサの頂上台地 平家の馬場(頂上台地)
 11:20   剣山頂上、昼食休憩40分後、大剣神社コースを下る  11:20        大剣神社上の御塔岩(大剣岩)
大剣神社「・・・最高の良縁を結ぶ」と書いてある、遅かりし 大剣神社を後に西島駅へ向かう
5合目付近のナナカマド 再びトンネルをくぐる、登山口の剣山神社はまもなく
剣山神社の鳥居を抜けてると登山完了 帰りのバスから見る剣山
ヒメフウロ シコクフウロ
 奥祖谷二重かずら橋(剣山登山前に立寄る)
 東祖谷菅生にある奥祖谷二重かずら橋は、男橋と女橋がならんで架けられている。蔓は、しらくち蔓を使用。現在の橋は安全対策として、撚られた蔓の芯にワイヤーが通されている。かずら橋の起源は、弘法大師が村民のために架けたとの謂れや、平家の落人が追手が来たとき切り落とされるように蔓を使ったとの説がある。なお、別場所の西祖谷善徳のかずら橋(45m)は、日本三奇橋の一つで、重要民俗文化財に指定されている。 
男橋(42m) 女橋(20m)  写真↑は男橋
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