多 良 岳《マンサク

 佐賀・長崎県境の多良岳996mを主に国見岳994m、多良東峰(本多良岳)983mを縦走。中山キャンプ場から中山越を経由した。経ヶ岳を登らない場合、一般的にはこのルートを踏まないのだが、あえて大回りコースをとる。多良山系は古い休火山のため、露出した大岩が奇怪な景観をかもし出している。一方、原生林にはヤマボウシ、ヒメシャラ、ナナカマド、シャクナゲなど豊富だが、この時期、マンサクのみが一人勝ちしたように咲き誇っていた。谷あいに目を転じると、初夏に咲き始めるオオキツネノカミソリの群生が広範囲に見られる。「遊山歩」主催、参加者は九州会員9名。  08.03.16
  

この時期に咲くのはマンサクのみ
「黄色は幸せの標し」とメンバーがほほ笑む
中山キャンプ場登山口 最初は林道を進む
とにかく石ころが多い 中山越、金泉寺方向に左折
 石ころ道をアップダウン  前方の岩を巻いて登れば笹ヶ岳山頂、通過する
オオキツネノカミソリ群生地、各所にある 葉が枯れてなくなる初夏に咲き始める
金泉寺、古代より真言宗修練の霊場 金泉寺山小屋、有人
金泉寺境内で昼食後、多良岳へと出発 多良岳の肩、霊場の遺跡石段
岩場登りの登山者で渋滞 この岩道を抜けると国見山頂
国見山頂から見る諫早湾と後方普賢岳、霞が憎い この石段を登ると多良岳山頂、、石仏が印象的
多良岳頂上、多良嶽神社を背に ロープづたいに多良岳を下る
多良東峰にさしかかると岩場が多い 鬼の岩屋
岩場から来た方向を振り返る   左から多良岳、笹ヶ岳(中央左)、経ヶ岳(最後方)
多良東峰山頂、岩場は狭い 多良東峰を下り六体地蔵へと向かう
六体地蔵菩薩、江戸時代中期の造立 多良岳の肩、登山口中山キャンプ場へ下る
多良川水源地、頂上より15分の位置 登山口着、他の車はほとんど引き揚げていた
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