福岡県添田町、英彦山の東方に位置する鷹ノ巣山。一の岳979m、二の岳950m、三の岳980mが綾線上に連なっている。この山は約200万年前の耶馬渓火山で生まれた英彦山の一部が長い年月の風化浸食により独立したもの。頂部に風化浸食を受け難い硬い溶岩の層があるため、ビュート(卓状円錐形の山)へと形を変えた。国の天然記念物に指定されている。 年初計画では紅葉の時期を予定していたが、それはかなわず落葉後の登山となった。5合目までの道は落ち葉が敷き詰められていて判りづらく、道標テープだけが頼り。一の岳から登り始め、最終目的地・三の岳まで2時間の短い行程。だが、3峰ともロープの助けをかりる岩登降があり、変化に富んでいる。心残りは、二の岳の山頂標識を見つけられなかったこと。一の岳と三の岳間にある数個のピークを全て踏んでいるので、登ったことには間違いないのだが。 08.12.13 |
鷹ノ巣山一の岳、この溶岩ビュートは国指定天然記念物 | 鷹ノ巣山駐車場から見る英彦山望雲台(水平部)の岩 |
駐車場があるR500号から分岐し薬師林道を進む | 鷹ノ巣山登山口 |
落ち葉で道が判然としない、道標テープが頼り | 一二三ノ岳へと進み、復路は二の岳から巻き道を通る |
一の岳最後の岩登り | 一の岳山頂、二の岳三の岳が見える |
一の岳下り、撮影技術が乏しく急勾配が表現できない | 二の岳(左)と三の岳、落葉のお陰で見渡せる |
二の岳?への登り | 二の岳下り |
コルから三の岳を展望 | 鷹ノ巣山一番の難所 |
ここをクリヤーすると後は楽 | 鷹ノ巣山三の岳山頂 |
三の岳山頂から見る一の岳溶岩ビュート、手前は二の岳 | 英彦山北岳、三の岳すぐ下のスラブから写す |
復路は二の岳を過ぎた地点より巻き道に入る | 鷹ノ巣山駐車場に到着 |