高千穂峰

 屋久島宮之浦岳登山の予定だったが、山中3日のうち2日間が雨予報に変わったので、経由地の鹿児島市からUターンして、えびの高原へ。1日目は韓国岳から高千穂河原まで縦走。これは2日目の登山である。鹿児島県と宮崎県にまたがる天孫降臨の高千穂峰1574m、その前に立ちふさがる御鉢。赤茶けた溶岩粒に足を取られながら御鉢に到着。荒い息のまま谷側斜面を見るとミヤマキリシマのお花畑が鮮やかに映る。御鉢の内側も彩りを添えている。鞍部にある霧島神宮元宮からも足を取られながら頂上に。天気が良ければ御池が見えるはずだが、雲の下。下山中、地元中学の遠足登山に出会う。体力と忍耐が不足がちの若者にとって大変良い企画だ。霧島は、韓国岳と高千穂峰を中心として、23座の火山が狭い範囲に集まっている。山頂には完全な火口が15、火口湖が10、まるで火山模型の陳列場のよう。  08.05.23
  
 高千穂河原(8:10)→御鉢(9:20)→高千穂峰山頂(9:55〜10:10)→御鉢(10:50)→高千穂河原(11:50)
高千穂河原、高千穂峰登山口 先ずは天孫降臨斎場へ向かう
天孫降臨斎場 自然石舗装が1Km程度続く
 溶岩粒に足を取られる  登山道から谷側を覗くとミヤマキリシマ
 御鉢は近いが、まだ難関がある  これを登り切ると御鉢
御鉢からの展望  昨日縦走した山々、手前から中岳、新燃岳、獅子戸岳、最後方は韓国岳
御鉢、後方ピークが高千穂峰 御鉢の底部
御鉢の渕を進む、高千穂峰が大きくなってきた 鞍部から高千穂峰の上りは左の道、下りは右
鞍部にある霧島神宮元宮、頂上まで25分 高千穂峰頂上付近から御鉢を望む
高千穂峰山頂 山頂からの下りはじめは大石
下り、御鉢で遠足登山の中学生と出会う 御鉢の壁と斜面のミヤマキリシマ
御鉢の下りは更にヤッカイ、遠くに高千穂河原 赤松林は登山口に近い
あと50mで登山終了 高千穂河原駐車場
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