合頭山・猟師山・一目山
 大分県九重町筋湯温泉の南よりに位置する合頭山1383m、猟師山1432m、一目山1287m。紅葉が目的の登山。紅葉ならば、ほど近い大船山や三俣山の方が勝っているが、この時期、駐車場確保に難渋が予想されることと、九重連山を反対の峰から眺めるのも一味違った風情があるものと思われた。九重森林公園スキー場を起点に登り始めた。シーズンオフのゲレンデは草に覆われ標高を上げるに従って勾配が急になってきた。登りつめたところに「猟師岳周回コース」の標識がある。低木樹林帯を進むと猟師山と合頭山を結ぶ稜線に出た。合頭山へと向きを変え、進んで行くうち次第に九重連山の雄姿が大きくなる。正面に見える星生山と扇ヶ鼻の北斜面が紅く染まっている。右に目を転ずれば阿蘇5岳が「吾も」と存在を示していた。合頭山を折り返し、猟師山からスキー場へと下り、車の人となる。一目山登山口へは2〜3分。一目山の頂上まで続くススキは柔らかな産毛のよう。頂上からの眺めもまた格別だった。(注)猟師山にある標識は「猟師」と記されていたが、国土地理院などは「猟師」と明記されている。  08.10.25

8:40スキー場駐車場→9:10「猟師岳周回コース」→9:50合頭山(休憩10分)→10:40猟師山(休憩10分)
11:40スキー場駐車場 =移動= 12:00一目山駐車場→12:30一目山頂(昼食20分)→13:20一目山駐車場
登山開始ゲレンデを登る、後方は一目山
 ゲレンデの頂部から湧蓋山を写す  猟師山、ゲレンデの頂部より
 合頭山(左ピーク)、猟師山〜合頭山間の稜線から見る  星生山(後方左)と扇ヶ鼻をバックに合頭山へ向かう
猟師山〜合頭山間の稜線から眺める阿蘇5岳  左から根子岳、高岳・中岳、烏帽子岳、杵島岳
合頭山頂、後方は黒岩山 合頭山から見る一目山と風車
猟師山頂は殺風景、春はミヤマキリシマとヤマボウシ 猟師山を下る
モミジの紅葉 紅(黄)葉林がスキー場まで続く
猟師山を下り、一目山に登る 一目山頂は360度の眺め
一目山頂よりスキー場と猟師山を展望 黒岩山(左)と合頭山(右)白煙は地熱発電所の蒸気
一目山からの展望  後方の山・左より三俣山、大船山(小さい尖がり)星生山、久住山(黒三角)、扇ヶ鼻
一目山からの展望、由布岳(双耳峰) 産毛に別れを告げ、登山終了
リンドウ ツチアケビ
ミヤマキリシマ(季節はずれ、花期は晩春から初夏) ヤマキリシマとススキのミスマッチ
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