霧島山縦走

 えびの高原登山口から韓国岳1700m、獅子戸岳1428m、新燃岳1421m、中岳1332mのピークを踏み、高千穂河原に至る縦走。実は、屋久島宮之浦岳登山のため経由地の鹿児島市で一泊、早朝に天気を確かめたところ、急に梅雨前線が北上、山中2日以降が大雨の予報だったため急きょ予定を変更したもの。韓国岳は5度目、縦走は3度目だったが、過去の登山はミヤマキリシマのシーズンではなかった。変更登山の目的は、もちろんミヤマキリシマ。山頂付近では、やや早かったものの、終着地・高千穂河原に近づくにしたがって、花数が多くなった。霧島山の火山活動は、約7000年前に始まったと言われている。今回ルートの韓国岳と中岳は1万年前にでき、その後にできた新燃岳は、昭和34年にも爆発している。新燃岳の火口壁からは蒸気が噴出し、火口水面は異様な色を呈していた。  08.05.22
  
     えびの高原登山口(9:50)→韓国岳(11:50〜12:40)→獅子戸岳(13:40〜13:50)
     →新燃岳(14:50)→中岳(15:30)→高千穂河原(16:30)
登山口宮崎県道1号線から硫黄山を通過 正面は韓国岳、手前から来て右折
木段がしばらく続く 視界が開けてきた、硫黄山(白)と不動池
 頭上のミヤマキリシマが目に入らぬきつさ  韓国岳6合目、足元は瓦礫ばかり
韓国岳9合目、初めて火口が見えた 韓国岳山頂、左は絶壁火口
韓国岳山頂、正面は大浪の池 韓国岳山頂、新燃岳と高千穂峰を眺める
韓国岳火口壁(獅子戸岳側) 韓国岳火口渕を獅子戸岳へ向かう
韓国岳を下り、フラットな所 獅子戸岳まであと20分
獅子戸岳山頂、左に行けば大幡山 新燃岳火口が見えてきた、あと50分程度
新燃岳火口、いつもは薄茶色も水で覆われる 新燃岳火口渕、周回はできない
韓国岳を下り、木道を中岳に向かう 中岳頂上付近、低木の前は火口
高千穂峰と御鉢、中岳山頂からの眺め 中岳下り、今回コースで厳しさ最大級
高千穂河原園地 高千穂河原(縦走終着)正面は高千穂峰
ミヤマキリシマ イワカガミ
フデリンドウ フデリンドウ(白)
 予期せぬできごと
韓国岳中腹を登山中「ドーン」と遠響音、「桜島の爆発だ」と他の登山者。写真10時15分、2分おきに写す
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