英 彦 山

 英彦山(1200m)は昭和25年、耶馬渓、日田とともに日本最初の国定公園に指定された山。数百万年前に噴出した安山岩質の溶岩台地が浸食されて深い谷や峰となったもので、天気の良い日には、山頂から阿蘇・九重・雲仙の山々や周防灘が展望できる。(山頂看板)
 さて、登山の目的は
オオヤマレンゲヒコサンヒメシャラの観賞・写真撮影。この目的登山は3年連続。過去2年は、決して満足できるものではなかった。今年こそはと意気込んでみたものの、敵もさるもの花数は少なく、しかも高所に片寄っていて、手が届く高さにある花は逆光線の位置にあった。しかし、来年もこの時期になると、きっと気が騒ぐに違いない。  08.06.14

  
豊前坊(9:10)→望雲台(9:40)→(休憩・写真撮影、約1時間)→北岳(11:40〜11:50)→
  中岳(昼食12:10〜13:00)→紅葉谷分岐(13:30)→野鳥観察路経・スキー場経由、豊前坊駐車場(15:10)
オオヤマレンゲ(大山蓮華)モクレン科、深山に生える落葉小高木
花期は初夏  天女もしくは森の貴婦人と呼ばれている
ヒコサンヒメシャラ(英彦山姫沙羅)ツバキ科、落葉高木
発見地の英彦山にちなんだ名、特徴は花弁の一枚だけがピンク
豊前坊駐車場から高住神社登山口へ向かう 登山口、高住神社境内
望雲台へのアプローチ  絶壁の岩を横切る
 この岩を登れば望雲台  望雲台から鷹ノ巣山一の岳(979m)を展望
北岳〜中岳間、ここから急登 英彦山中岳頂上
9合目の枯れ杉、私には黄泉の国に見えた スキー場を下り九州自然歩道を豊前坊へ向かう
ドーダンツツジ(紅) ドーダンツツジ(白)
コナスビ エゴノキ
ツルアジサイ ウンゼンマンネングサ
ツクシタツナミソウ コバノフユイチゴ
ミズタビラコ ニガナ
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