由 布 岳
  大分県由布市、阿蘇くじゅう国立公園・由布岳1584m。トロイド型火山。火口跡のお鉢をはさみ東方と西峰がある双耳峰。このサイトに2度書いたが、深田久弥が日本百名山に加えなかったことを悔やんだと言われる山。春はミヤマキリシマ、秋には紅葉が特に見ごたえがある。四季を通じて登山者が多い。
  今年の山行、私は天気に恵まれない。土曜日にしようか、日曜日にしようかと迷った時は、翌日が休みの土曜日に登るのが基本。だが、予報によると今回は土曜日の天候は芳しくなく、日曜日は飛び切りの天気。したがって、日曜日に決定。前夜の予報も晴れ中の晴れ。麓に着いてみると双耳峰に黒い雲が流れている。「あの雲が除かれ好い天気になるのだな」と、確信めいた言葉を発しながら登山口をあとに東方を目指す。ところが、天気は悪くなるばかりで、山頂に着くと冷雨さえ振り出してきた。台風20号の影響なのか、私の行いが悪いのか、天候は予報に反して180度狂ってきた。でも、山男に“怨み節”は似合わない。山には雨がつきもの。気持ちを切り替えると紅葉が彩やかに映って来た。山頂下の岩登りも面白い。山行の楽しさは気持ち次第なのか(単純)。難易度の高いお鉢周りは、雨のため断念し、西峰のも行かず下山。   09.10.25


    
09:00 東登山口 〜 09:40 日向越 〜 11:30 山頂(食30) 〜 13:10 日向越 〜 13:40 東登山口    
由布岳、登山口への途中塚原高原から眺望
路肩駐車、最前方右側の車の場所が由布岳東登山口 東登山口、東峰山頂まで2時間30分と表示
登山口付近、紅葉する樹木が少ない 紅葉はモミジ
黄色は何だ?暫し佇む 日向越、標高1065m 右に進む
高度を上げると紅葉は最盛期、ガスがにくい 目視はもっと素晴らしい
岩を登りきってたら見晴らしがきく まず雨具を着てからシャッターチャンスを待つ
前方は日向山、待っても待ってもガスが退かない ここが一番の難所かな
冷雨降る東峰山頂に到着、岩陰で昼食 行程を短縮し下り始める
標高の高いところは落葉しきり 薄く煙った日向山
日向越、落葉で道が消え標識がなければ迷うかも 目視では彩やかだったが・・・
 黄葉に混じる中央のモミジ 東登山口に到着、道の反対側は鶴見岳西登山口
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