天山・彦岳
 佐賀県小城市、唐津市、多久市、富士町の境界に位置する九州百名山・天山 1046m。 および小城市、富士まちの境界、彦岳 845m。中間にある七曲峠(石体越)を始発・終着点として、それぞれをピストン。天山は経ヶ岳 1076m、背振山(福岡県境) 1055mに次ぐ佐賀県第3の標高。広々としたおおらかな山頂には、南北朝期の足利尊氏に関係する菊池武敏の碑と阿蘇八郎惟直の墓石が建っている。山野草も多いし、眼下が見下ろせる七曲峠方向への稜線歩きが心地よい。一方、彦岳は登山者が少なく、やや荒れた登山道。山頂からの展望も期待できない。
 蛇足だが、北九州から登山口までの往復に余分な時間がかかった。7月下旬の中国・九州北部豪雨災害(土砂崩れ)により福岡ICと大宰府IC間が通行止めのため、福岡都市高速を経由したからだ。私同様、迂回する車が多く混雑していた。ま、天災に文句は言えないのだが・・・。    09.08.02

七曲峠(石体越)に駐車し、先ずは天山へ  天山へ向かう九州自然歩道
天山山頂(左後方) 路傍にはマツムシソウ(蕾)多し  天山山頂に建つ石碑と墓石
石碑と墓石に比べ三角点に立つ山頂標識は・・・ 天山の下り、九州自然歩道を七曲峠へ
天山の下り、最後方のぼんやり見えるのが次の目的地・彦岳 七曲峠へ戻る、道路を渡り彦岳へ
最初の急登を終える、時々日が差す 彦岳山頂、展望はきかない
彦岳下山途中に立ち寄った屏風岩 七曲峠に到着、登山終了
  天山の山野草
コオニユリ カワラナデシコ オトギリソウ
ヤマハッカ シュウロソウ カキラン
サイヨウシャジン ヤマジノホトトギス ギボウシ
マツムシソウ(蕾) オミナエシ ツクシコゴメグサ
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