鷹 ノ 巣 山

鷹ノ巣山i一の岳溶岩ビュート、地図のA地点から撮影 同左、地図のB地点から撮影

 福岡県添田町、鷹ノ巣山。一の岳979m、二の岳950m、三の岳980mが綾線上に連なっている。昨年12月に初登山したとき、紅葉はすでに落葉と化していた。紅葉は11月中下旬と分かっていながら他の山を優先したことが思い出される。したがって、今回登山の目的は紅葉。さらに第二の目的は、昨年の登山では、小ピークを含めて全てのピークを踏んだにもかかわらず、二の岳の頂上標識を見つけられず、どれが二の岳なのか判然としなかったので、これを確かめること。頂上、山頂確認とも目的を達したが、この山の魅力はなんと言っても岩登降である。
 鷹ノ巣山は約200万年前の耶馬渓火山で生まれた英彦山の一部が長い年月の風化浸食により独立したもの。頂部に風化浸食を受け難い硬い溶岩の層があるため、ビュート(卓状円錐形の山)へと形を変えた。国の天然記念物に指定されている。  09.11.07
  
豊前坊駐車場、ここより出発、他の登山者はほとんど英彦山 薬師林道出会い、駐車場は満タン、登山口へ向かう
 林道から尾根を一の岳へ  溶岩ビュートの下あたり
一の岳山頂 一の岳を下る途中、上部ピークは二の岳
写真よりはるかに厳しい下り 二の岳山頂、標識のかけらを持っている、これが二の岳の証明
二の岳から見る一の岳、後方は英彦山北岳 二の岳を下る
三の岳、二の岳を下る途中の展望 左の写真の岩(左下)を下っている
三の岳へ、ロープが取り替えられ新しい 左の写真の続き、鷹ノ巣山最大の難所
三の岳山頂 三の岳山頂より絶景を撮っている、絶景は左下の写真
一の岳溶岩ビュート(中)、手前は二の岳、後方は英彦山北岳 三の岳すぐ下のスラブで昼食をとる
鷹ノ巣山最大の難所を下る 復路、二の岳〜一の岳間から巻道に入ってまもなく
巻道には紅葉の美しい箇所が点々 鷹ノ巣山登山口の林道に到着
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