大崩(おおくえ)
 宮崎県延岡市北川町、祖母・傾国定公園に属し、九州の秘境と言われている大崩山1643m。花崗岩の岩峰は特筆すべきものがあり、県外からの登山者が7割を占めているとのこと。春にはミツバツツジやアケボノツツジ、初夏はササユリ、秋には紅葉が登山者の心を豊かにする。
上祝子川登山口で待ち合わせた3名を加え「遊山歩」メンバー10名は6時少し前に入山。わく塚コースを登り、大崩山頂上へ。下りは坊主尾根コースをとり周回する。この登山の最大の
目的はササユリ。袖ダキから坊主岩に至る路傍や岩傍に多くはないが、ポツポツと咲いていて周回コースの半分近くを楽しむことができた。各岩峰からの眺めも素晴らしい。なにしろ休憩を含めて10時間余の長丁場、疲労をかくすことはできないが、あの岩峰とササユリを瞼に浮かべると癒される。   09.06.14
5:45 上祝子川登山口を出発 茂った樹木のためまだまだ暗い
(左)象岩 (右)小積ダキ、右画像の渡渉地点から展望 わく塚ルート・祝子川渡渉
袖ダキ、ダキとは岩or絶壁の意味 袖ダキの上、後方は下わく塚、これよりササユリあり
かなり勾配がきつい ロープ箇所も多い
下ワク塚 下ワク塚上部
中わく塚 中ワク塚上部
上ワク塚 上ワク塚へ登っている、メタボは通れない
わく塚群のまとめ(坊主尾根コース展望広場からの眺め) 左から上わく塚(単独)、中わく塚(左から2/3)と下わく塚 
石塚、頂上まで行き折り返して昼食 大崩山頂上(一等三角点)
展望広場、小積ダキへの途中 小積ダキから見る大崩山頂(中央)
小積ダキから見る象岩、岩の中央(白い筋)をトラバース 象岩をトラバースするメンバー
小積ダキ、象岩からの眺め ひたすら坊主尾根を下る
坊主岩、このあたりまでササユリがあった 坊主尾根には梯子・ロープが多数
祝子川を渡り、朝通った道に合流 16:05 10時間余の登山を終える
ササユリ 岩のある付近にササユリあり
ヨウラクツツジ ベニドーダン
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