火の山山系縦走

 山口市秋穂町。火の山304m、亀山300m、陶ヶ岳252mなど火の山山系を縦走。これより数日前「山口市の火の山を縦走してきたよ」と、山友達からの報告があった。下関にある火の山ならば承知しているが、初耳である。とにかく足を運ぶことにした。標高300mそこそこの低山なので、水は1リットルもあれば十分だろうと軽く考えていた。ま、それでも予報によると気温が上がることなので、掛け捨て保険のつもりで500cc追加することにした。

 中国自動車道を東進し、山口JCTから山陽自動車道に入り、一つ目のIC山口南で下りる。5〜6分走ると山口県営セミナーパークに着いた。周回登山なので、都合が良い第5駐車場を出発・到着点とする。亀山を正面に見ながら、クロスカントリーコースを亀山登山口へ向かう。手入れされた芝生が心地よい。急登を経て稜線に到着。山系の過半数のピークには大きな岩が鎮座している。したがって樹木の遮りがないため、展望がきく。周防大橋の後方には瀬戸内海も見渡せた。

 “たかが300m”は“されど300m”だった。なんと50〜100mのアップダウンが7箇所もあり、ややオーバーだが「今日は100名山の久住山より疲れた」が登山を終えた時の感想。もちろん、掛け捨て保険の水が空っぽになっていた。「低山といえども、謙虚に取り組まなければならない」の教訓を得たことは、貴重な収穫だった。   09.09.27
 

 
8:30第5駐車場 ⇒ 8:45亀山登山口 ⇒ 9:25亀山山頂(休10) ⇒ 9:40亀山南祠 ⇒ 10:50火の山山頂
 (途中昼食20) ⇒ 12:00陶ヶ岳(休10) ⇒ 12:50岩屋山山頂 ⇒ 13:30潟上中学登山口 ⇒ 14:00駐車場
 駐車場を出発しクロカンコースを亀山登山口へ、正面は亀山
 亀山登山口、彼岸花がお出迎え
亀山東壁、右に迂回する 亀山山頂
亀山からの展望、周防大橋と瀬戸内海が見える 亀山から南に下り前方の祠へと進む
祠(左の岩上)と亀山、引き返し火の山へ向かう 今回縦走の最高峰・火の山(左)亀山方面からの眺め
火の山山頂 火の山山頂の岩でくつろぐTFさん家族がほほえましい
陶ヶ岳山頂(岩上)、ロッククライミング中 陶ヶ岳山頂、石碑の後ろは断崖絶壁
陶ヶ岳を下ると大岩の下に祠 見晴台、田んぼの後方に山陽新幹線新山口駅
岩屋山、ここは山頂らしくない 岩屋山を下る、ヤブコギならぬシダコギ
名前の標識はないが、観音岩としておこう 鯨岩、樹木が邪魔してよいアングルがとれない
潟上中学登山口、ここからは車道30分で公園駐車場 駐車した公園に到着、左端・亀山、右・火の山
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