万年山(はねやま)
 大分県玖珠町、万年山(はねやま)1140mは、テーブル状の巨大な溶岩台地(メーサ)。二重構造のメーサが2つ連なり東西3Km、ほぼ平坦な稜線が続く。もともと北側の周回コースは存在していたものの、利用者が少なかったようだ。5月最終日曜日の山開きを向かえるにあたり、地元有志がコースを整備したとのテレビ報道。このコースにはミヤマキリシマが群生する花畑も写されていた。「久し振りに“マンネン”に行きもいいな」と、次の日曜日に出かけることになった。もちろん、目的はミヤマキリシマである。しかし、地球温暖化の影響なのか、最盛期はとっくに過ぎ過半数が枯花。以前は九重の山開きの日(6月第一日曜日・当日)でも見ごたえがあった筈なのだが・・・。10Km余の周回コースは、最初に手入れがされていない植林の間を歩く殺風景に退屈するが、ミヤマキリシマが最盛期であったとすれば、快感を覚えていたであろう。   09.06.07
 9:40      登山口駐車場、霧が濃く晴れることを祈る 牧草地を横切りミヤマキリシマ群生地へ到着
残念ながらミヤマキリシマは終わりに近い 右折して周回コースへ、直進は万年山
ミヤマキリシマ花畑  11:10         鼻ぐり分れ、ようやく晴れてきた、昼食
鼻ぐり岩、鼻ぐり分れから5分  12:00              鼻ぐり分れを出発
鼻ぐり別れからすぐ、今回最大の急登 急登を過ぎると道は山頂までほぼ平坦
ヤマツツジは見ごろ ヤマツツジ、群生はしていないが点在もまたいいものだ
クマササが広がる楽な道、右後方は湧蓋山  13:00            万年山頂到着、登山者多し
平らな山頂、ここが本当に頂上なのか 万年山からの下り、今朝通った牧草地に延びる道
山開きは先週の日曜日5/31 朝の霧が嘘のように晴れたミヤマキリシマ群生地
万年山を振り返る、左後方は湧蓋山 まんじゅう石と言うよりもハンバーグ、10分後登山完了13:50
ミヤマキリシマ ヤマツツジ
ニガナ コガクウツギ
09年、山行目次へ