平尾台(野焼き、山火事)
毎年2月下旬か3月上旬に行われている野焼きが2月26日に実施された。その効果は、低木類の進入繁茂を抑える。陽光が入りやすくなり、野草の芽吹きを促進。土壌にミネラル分を補給。ダニやアブラムシなどの発生を防ぐ。なお、平尾台は野草の宝庫として知られ、早春以降は花を愛でる目的の登山者が多い。ところが、野焼きの飛び火が予定外の区域に広く延焼し山火事となる。これを見るのも目的であったし、1977年(S52年)山火事消化中、5名の消防隊が殉死した慰霊碑を訪れることも目的であった。登山中、予想もしなかった西高東低の気象条件に予定変更を余儀なくさせられた。中峠から中央尾根を通り貫山に至る計画であったが、四つん這いでしか進めない強風に煽られコースを変えざるを得なかったのだ。もちろん貫山も諦めた。復路、ゴール手前のキャンプ場に立ち寄り、ソロキャンプの楽しさを聴く。2022.03.05 駐車場10:30~(神護寺境内、平和公園慰霊碑)~11:00登山口~11:50修験の滝12:00 ~12:30山頂(昼食)13:20~(箭山神社)~14:20登山口~(神護寺本殿)~14:40駐車場 |
大平山 一週間前に野焼き | |
スタート後すぐ 車両進入禁止ゲートと前方に岩山 | ライオン岩、野焼きで全体像 中峠付近の車道より |
中峠 車道を左折したところ | 鬼のヘコ干し 石灰岩の上に薄く延びる花崗岩 |
分岐Aを右折、四方台へ向かう(予定だった) | 岩を登ると台風並みの西風に曝され歩けない |
予定変更、西風を避け東斜面を車道に 他の登山者も | 強風は西(左)側の山がブロック 右に九電の鉄塔 |
野焼きが飛び火して山火事となった一部 前方は広谷台 | 鉄塔を通過して山道 左に貫山、右に水晶山の標識 |
45年前、山火事消火中に殉死した5名の慰霊碑 | 車道の左側は山火事 鉄塔下で昼食後、車道を後戻り |
車道を左折し広谷台へ向かう すべて山火事 | 振り向くと山火事が如実 遠方に貫山と鉄塔 |
前方は偽水晶山(山火事)、右端に水晶山(火事なし) | 広谷台山頂 草が刈られていたので標識は命拾い |
山火事の広谷台を下る 山道突き当りに鬼の唐手岩 | 強風のため鬼の唐手岩に立てず、離れの巨岩で |
鬼の唐手岩 岩上付近は強風だった | 広谷湿原野草観察台 燃え跡あり、進入禁止 |
湿原から車道へ 広谷台を背にした標識は運の良し悪し | ゴールの茶ヶ床園地を望む ここは野焼き |
目白洞キャンプ場 テント9張のうち8張はソロ | キャンプ場すぐの茶ヶ床園地ゴール |