晩秋の尺岳
晩秋の尺岳に登る。尺岳は皿倉山から福智山を経て香春に至る縦走路直ぐに位置する。山名は、日本武尊が山頂の大岩と背比べを行ったとの伝説があったことが由来だと伝わる。この登山の参加者のうち若い方の女性は、小生の在職時代同じ会社の事務員だった。小生は当時、彼女を含め社員数人と10回近く山に登っている。3年前だったか年賀状に「山に登りたい」と記されていたが、コロナ禍のため延び延びになっていた。今年5月連休に小生退職後初めて同行し、今回で3度目。彼女の同伴者は甥の中学3年生。料理と自然に興味があるらしく“チャラ色”は全く感じられない好青年(小生感覚)。下山中フィトンチッドについて語り始めた。登山仲間からは、たまに聞かれる単語で「森林を歩くと身体に好影響を与える」くらいの意味しか知らなかったが、中3少年の詳しさに驚く。尺岳を後にして尺平で野草観察を終えた時、物足りなさを感じたので予定外の雲取山まで足を延ばすことにした。しかし、下山時刻が予定より1時間以上延びることに気づき途中Uターンとした。 2022.11.06 |
欅谷口・登山口駐車場スタート 登山者は右3人と撮影者 | |
中学3年生が谷の岩を撮り、スマホを見ている | |
中学3年生と女性)が岩穴に興味、穴は1mだった | 本日に限り中3は孫と爺じい 写真はLINE受 |
少年の背中に文字通り後光が差す 左側は深い谷 | 向きを変えてもらい標識を加えて写す、靴(黄)は初歩き |
とぎれとぎれに急登、長くはないので疲れない | 大木の門構え、これは印象的 |
本登山唯一の滝 天気続くが水量は確か | 尺岳の肩 左から来て右折、正面は皿倉山へ続く |
尺平 東屋もありベンチも数ヶ所ある | 尺岳山頂 右側に尺岳権現の祠があり50㎝高い |
尺岳山頂から金剛山を前にして昼食開始、すると句が浮ぶ 『おにぎりの 角くわえ見る 金剛山』 おにぎりも山も△だ | |
遠くに皿倉山(ズーム撮影) 山頂よりの眺め | アキノキリンソウ 中3はスマホ検索「薬草です」 |
山頂を下り尺平で野草観察 シロヨメナか | ノイチゴ ビタミンAが発散、美味しそう |
ヤマハッカ 小さい花、匂はない | 尺平から予定外の雲取山に向かう、だが・・・ |
林道分岐、右折 直進は福智山 | 林道を行く、分厚い落ち葉が心地よい |
予定時間が大幅にオーバーしそう、ここで折り返す | 尺平まで戻り登山口へと下り始める |
尺岳の肩下 何の跡か分からない | 再び大木の門 |
四方越 左へは金剛山 直進し登山口へ | 「あれは何」と枯木のストックでコブを指す |
中世王族のトイレ風か 腰掛けたが丁度良いサイズ | 楽しく下ったひと時 枯木ストックが役立ったようだ |
こちらも本日に限り孫と婆あば 写真はLINE受 | 欅谷口登山口到着 山に感謝のバンザーイ |