香春三ノ岳

 福岡県香春町には一ノ岳、二ノ岳、三ノ岳が南北に連座している。三ノ岳は古来銅の採掘が行われ複数の間歩(採掘穴)跡が存在する。奈良の大仏建立に使用されたとの看板もある。2つの登山道があり、登りは岩登りコース、下りは緩斜面のファミリーコースを歩くのが一般的である。二ノ岳山頂は木々に囲まれ下界が見えないので登る人は殆どいない。一の岳は石灰採掘場で、採掘以前に比べて標高が約半分になっているそうだ。この3座をまとめて見ようと登山後に田川市石炭・歴史博物館に行き、館内敷地の丘からズーム撮影。また、炭坑節の歌詞にある巨大な煙突にびっくりし『・・・さーどーやお月さん煙たかろう』と思わず口ずさんだ。 2022.05.28
五徳峠P9:30~10:40山頂(食)11:30~野草探索、折り返し11:30~12:40五徳峠P
香春、三ノ岳 国道322号線の旧道より展望
最寄り駅は日田彦山線採銅所、銅が産出された山
五徳峠、スタート このメンバーは、ここで知り合う  スタート直ぐは雑木林、やがて広い道となる
 広い道 直進して岩登りコースへ これより岩登り メンバーに追いつくが直ぐ離される
 約50分を要した岩登りコースがこの山最大の特徴だが、高齢者や脚の短い人は避けた方がよさそう
山頂台地のピナクル群 この先に山頂広場 スタート時に出会ったメンバー 山頂広場
二ノ岳、左右の白色は一ノ岳石灰採掘場 山頂より 最前方に貫山、左に大きく見える竜ヶ鼻 山頂より
最前方中央に英彦山、その左に鷹ノ巣山 山頂より 名前も何も知らないが、一時の出会いは楽しいものだ
下り始める 復路はファミリーコース 6人メンバーとお別れ、我々は野草探しに二ノ岳方面へ
野草探しは殆ど成果を得ず引き返す 旧石灰石運搬道を右折し山道に入る
スリネ間歩(銅採掘穴)の看板、この上にあるが通過 年配者とすれ違う「牛斬のあと三ノ岳へ」とのこと
丁度林の間に牛斬山 ゴールは近い 五徳峠ゴール この後、田川石炭歴史博物館へ行く
フナバラソウ ニワゼキショウ
 登山後に田川市石炭・歴史博物館に立ち寄る 香春岳は五木寛之、著「青春の門」に、煙突は「炭坑節」に表れる
手前から一、二、三ノ岳 博物館の丘より展望 「・・・お月さん煙たかろう」の煙突 右は炭住モデル
山行記録2022  山行記録(総合)