足立山

 2022年の登山は足立山に始まり足立山にて幕を閉じた。この山を見上げて育った小生にとって、いわゆる母なる山である。その後、20年間を他の都市で生活、再び舞い戻った頃、懐かしさが次第に脳裏をよぎる様になってきた。そして、10代後半によく読んだ石川啄木の詩歌と同じ心境だと思った。『ふるさとの山に向かいて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな』その山は、岩手県盛岡市の姫神山。啄木と小生、未踏の姫神山と足立山、それらを同列に考えるのは他人からすれば笑止千万だろうが、小生の思い込みは固い。 2022.12..28
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R安部山公園駅8:30~9:10登山口~10:10砲台山頂10:20~11:00足立山頂10:20
~11:40妙見上宮~13:10安部山公園~13:30JR安部山公園駅
正面の足立山は和気清麻呂ゆかりの山、弓削道鏡の怒りを
受け足の筋を切られたが、麓湯川の冷泉に浸り足が立った
との伝説。このことが足立山の名称になったと謂れている。
 中央左に発着のJR安部山公園駅、ホームは10号線の下 安部山公園に突き当たる桜並木、正面に足立山
 春は花見客で賑わう、公園内を突き抜けると観光道路 観光道路、登山口や妙見神社にも通じる
 観光道路より貫山を展望、北九州市第2の標高 砲台山と足立山登山口、観光道路4番カーブ
 太平洋戦争中、砲台山への兵隊道路だった山道 勝手にハンバーガー岩と名付けた、野菜も挟む
 石灰採掘跡、この上に山道と採掘跡もある  兵隊道路だった山道、今や昔の面影は偲ばれない
砲台山を挟んで砲台関連遺構が数百メートル 砲台関連遺構 砲台設置以前の砲台山は何山・・・?
戦時中の砲台跡、砲台山頂 足立山(右)と妙見山 妙見宮分岐 足立山へ向かう
足立山への分岐 妙見上宮へは帰りに立ち寄る 足立山への分岐から数メートル、ちょっと休憩
この山一番の急坂、足立山頂まで400m 関門海峡の右端に靄の関門橋、山頂手前より
足立山頂、ボッチ登山 関門橋は樹木に遮られて見えない 足立山頂から妙見上宮へ 鳥居に安永3年の刻字
妙見上宮 2022年、無事だった登山を感謝 登った道を下ってきて登山口、最後の難関
安部山公園 「無事だった」は公園駅へ着いた時じゃろ 10号線に架かる陸橋を渡ればゴールの公園駅は1分ほど
山行記録2022   山行記録(総合)