足立山'21初登山

 石川啄木は郷里の山について『ふるさとの山に向ひて言ふことなし ふるさとの山はありがたきかな』と詠んでいるが、小生にとって『足立山は母なる山』である。なぜならば、少年時代にはこの山を背にして育ち、一時期を除いて現在も同じ場所に住み、足立山を見つめながら生活しているからだ。従って、小生は図らずも足立山は年初登山の傾向にある。「安部山はどんな山ですか」と聴かれたことがあった。安部山は、山ではなく足立山の南麓。安部山を開拓した安部熊之助(1862~1925)に因んで付けられた地名だが、開拓した地域は隣接した湯川の方が広い。安部山公園上部にある安部熊之助頌徳碑の東側には足立山の山名由来となった和気清麻呂像が建っている。2021.01.05
JR安部山公園駅9:40~10:20通常登山口~11:20砲台山~12:00足立山(昼食)12:30
~12:50妙見上宮~13:10安部山分岐~13:50旧道登山口~14:10JR安部山公園駅
低く見える妙見山は砲台山より約80m高い
前日はウォーキング、水神社~高倉神社を経て
小倉南区横代市民センター付近から撮影
安部山公園駅スタート  桜並木、正面に足立山 安部山公園
安部山を開いた安部熊之助頌徳碑  公園上部 コース唯一の橋  フェンス手前右に旧道入り口
観光道路4番カーブ  左端に通常登山口 通常登山口  岩登りはここだけ
早々と山頂から下ってきた知人に出会う 九十九折の広い山道は昔の兵隊道路
砲台山頂(砲台跡)   妙見山と足立山(右) 砲台山と足立山のほぼ中間
小倉北市街地  足立山頂少し手前より 関門海峡、晴れていれば関門橋が見える
足立山頂  下界はガス、朝の天気が嘘のよう 足立山頂  特製の手拭マスク
妙見神社上宮  妙見山山頂 下り水場を経て安部山分岐へ向かう
安部山分岐から旧道を下る  標識テープ頼り 肢は6本だが、タコの逆立ち
旧道登山口  標識が木に取り付けられている 安部山公園 安部山公園駅まで20分、ゴール
山行記録2021   山行記録(総合)