鷹 取 山

 福智山系、鷹取山は直方市と福智町の境界、山頂は山城跡。1046年築城。1601年、筑前に入国した黒田長政が民謡 「黒田節」 のモデル母里太平を城主に命じた。1615年、江戸幕府の一国一城令により廃城となる。山城があった証となる石垣が目につく。本登山の主要目的は、鷹取山頂のスイセンと中腹の虎尾桜。スイセンは見ごろだったもののソメイヨシノと同時期に咲く虎尾桜は予想通り若葉が繁っていた。今年の桜は例年により10日程度早く咲いている。中学を卒業したばかりの同級生グループ7~8人と山頂で出会った。別々の高校に入学と言っていたので、記念登山であろう。めったに出会うことがない若者のグループ登山に微笑みを感じた。  2021.04.06
白糸の滝駐車場9:50~11:20鷹取山頂(昼食)12:50~13:20虎尾桜~14:30駐車場
鷹取山頂・城址  昔は郭、今はスイセン
前方は八丁(山) 福智山頂は八丁に隠れている
登山口  スタートの白糸の滝駐車場から5分少々 やや急登が続く  登山開始直後はゆっくりと
分岐A、直進  虎尾桜へは右折、橋を渡る 右側は砂防ダム  複雑な急石段
 林道が見えてきた  林道でちょっと休憩 林道~白雲分岐間  歩き易く心地よい
 上野越  ベンチが3つある休憩場所 上野越で休憩後、鷹取山頂へ向かう 
鷹取城跡側面、この坂を登れば広い鷹取山頂 鷹取城の痕跡・石垣、他にもそれらしき大石
鷹取山頂   スイセンは 「福智町の子供達と父兄が植えた」 と地元の登山者  英彦山や古処山も見えた
通常の福智山登山では鷹取山に立寄る人は少数  だが、スイセンの時期は多くの人が訪れる 
往路を下り林道から虎尾桜へ向かう 杉林の中、急斜面しょっちゅう
虎尾桜  若葉繁れるエドヒガン、樹齢600年 分岐B  右折して白糸の滝へ
この下り唯一視界が開けた岩場 ミツバツツジ
白糸の滝  落差25m、古くは 「梵音の滝」 白糸の滝駐車場、ゴール
山行記録2021   山行記録(総合)