皿 倉 山

 八幡東区にあって、福知山を経由し香春岳に至る長い縦走路の起点。8合目のケーブル山頂駅からスロープカーに乗り換えれば登山が苦手の人でも容易に山頂に立てる。山頂から眺めは素晴らしく市街地、洞海湾はもちろん響灘まで展望できる。東に目を転じると天気が良ければ周防灘に浮かぶ北九州空港も瞼に映る。夜景もまた素晴らしいとのことで奈良市若草山、山梨県笛吹川フルーツ公園と併せて新日本三大夜景に選定されている。この登山は、眼下の光景を堪能することが目的の一つであったが、偶然にも予想だにしなかった楽しさも与えてくれた。山頂で出会った幼稚園児の遠足である。園児のはしゃぎ回る姿を見て、小生の脳裏にはコロナ禍の世相を忘れさせていたし、後期高齢者(小生)の寿命が延びたような気がした。 2021.10.18
ケーブル麓駅9:50~11:30国見駅12:00~12:10山頂(昼食)12:50~
13:00ビジターセンター(コーヒータイム)13:40~15:00ケーブル麓駅
皿倉山  八幡東区板櫃川五条橋から展望
手前から都市高速道路、市営立体駐車場、皿倉山 皿倉ケーブル麓駅  立ち寄り スタート
 車道を渡り煌彩(こうさい)の森コースの続き
また車道を横断、石段は途切れガレ場となる
車道と交差するケーブル橋  はるか号 駅間の中央分離線ですれ違ってきた  かなた号
右側からきて右折、登山者後ろは帆柱稲荷へ 自然豊かな山頂東ルートを進む
国見岩  絶景かな、だけど断崖絶壁 小倉北市街と足立山系   国見岩より眺望
天空ドーム、解体して建替中  山頂下 山頂に建つNHKと民放5社のTV塔と他の電波塔
恋人の聖地 天空ドームから移設  山頂付近 幼稚園児の遠足、元気なマスク姿が微笑ましい
ケーブル山頂駅8合目から山頂へのスロープカー 山頂展望  SW跡地、都市高速、大谷球場
 山頂からの遠望
コンデジのズームを最大にした自称マイドローンで撮影し、更に拡大した写真。

中央上部の黒い屋根と壁が赤煉瓦の建物は官営八幡製鐡所の初代本事務所、1899年竣工。明治日本の産業革命遺産として2015年に世界遺産に登録されたものの一つ。
グレーの屋根に白い外壁の建物までが日本製鉄(旧名は新日本製鐵など)
中央に上下2本が左右に伸びているのは都市高速道路枝光線。
1901の看板が掛かっている建造物は日本最初の高圧高炉モニュメント。1901(明治34年)は官営八幡製鐵所創業開始年。ただし、この高炉ではない。白い3本の円筒は空気を熱する熱風炉。熱風は高炉に送られる。これらのモニュメントは北九州市の文化財。
 小倉南区街と沖に北九州空港  山頂付近より  皿倉平からの展望、皿倉山頂
 皿倉平から本格的に下山開始 連理の樹  枝が結合、縁結びなど吉兆の謂れ 
 下山時の休憩場  右側に県立ふれあいの家があった これより登ってきた道を下る 
 登山口に到着、ケーブル駅まで2分弱 ゴール 八幡駅前から望む皿倉山
山行記録2021   山行記録(総合)