安部山公園~足立山~平和公園

 九州百名山、山頂には一等三角点。足立山を挟んで公園から公園へと歩いた。本登山の目的は、心身の健康維持だったが、それぞれの歴史に触れることでもあった。安部山と呼ぶ山はなく、地元の発展に貢献した安部熊之輔に因んだ地域名である。明治後期、熊之輔は原野だった足立山麓を開墾し、果樹の育成や桜園開設など地域振興に寄与している。足立山の山名は和気清麻呂に由来。太政大臣・弓削道鏡の追手から脚の筋を切られた清麻呂は(現)小倉南区湯川の霊泉に浸り足が立ったので足立山との伝説。聴くところによると忠霊塔は知っているが、平和公園の公園名を知らない人が多いらしい。平和公園の南側ある忠霊塔は1942年建立、佐賀の乱から太平洋戦争までの戦没者5157人が合祀されている。佐賀の乱は1874年、明治政府に対して江藤新平らをリーダーとして起こした士族の乱。冒頭に健康維持が登山目的と記したが、足立山頂では撮影時のアングルミス、平和公園では忠霊塔の撮り忘れがあり、頭の健康維持は残念ながら一歩も二歩も後退しているかも。2021.11.15
安部山公園10:40~11:00登山口~12:00砲台山12:10~
12:50足立山(昼食)13:30~14:40妙見宮14:50~15:00平和公園
安部山公園へ至る桜並木  この先に安部山公園
 ス安部山公園入口、前方に足立山  登山スタート
この地を開拓した安部熊之輔頌徳碑 公園上部
観光道路を進むと左手に貫山 数年前に土砂崩れ、今年も崩れた観光道路
観光道路に分かれ、登山口 戦時中は砲台山に至る兵隊道路なので道幅広い
距離は長いが他の登山道に比べて楽だ 砲台跡の砲台山頂  足立山(右)と妙見山
分岐B右折、石段は上宮へ  トレラン嬢は素脚   右折すぐ  これより300mの急登を挟み山頂
山頂手前から関門橋を望む  山頂から橋は見えない 足立山頂  二人は小文字に下り門司まで歩くそうだ
小倉北区を山頂展望 左端に小倉駅、右側にJ2ギラのホームスタジアム  (駅の左側が途切れミスアングル)
 300mの急坂を下る  楽だが危なさそう  水場近くの分岐  砲台山方向へ右折
 分岐A  右折して妙見神社へ 分岐からの下りはじめは穏やかな道だったが・・・
 これも厄介  ここも兵隊道だったか? 下界の音がはっきり聞こえる  登山口は近い
 登山口(妙見宮境内) イノシシに乗る和気清麻呂像 清麻呂像をズーム  清麻呂も妙見宮の祭神
 妙見神社  全国妙見宮総本山 本日は七五三だったと気づく  境内のイチョウ  
 平和公園 落葉した桜 右に忠霊塔がある(撮り忘れ) 平和公園のイチョウ  正面に忠霊塔だが
 シマカンギク   山中で撮る ヤマグミ   同左
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