足 立 山

 猛暑やら雨やら台風やら、その他野暮用やらで9月は中旬にして最初の登山となった。身体が鈍っている。このため何時もよりペースを落として歩いた。安部山を開拓した安部熊之輔碑や足立山の山名由来となった和気清麻呂像の説明板では丹念に読んだり、中腹にある石灰石採掘場跡では立ち止まり往時を偲んだりした。しかし、下り水場付近の分岐に差し掛かった最、旧道への新しい標識を見て予定変更、旧道を下ることにした。確かに近道であるが勾配が急なため、往路より疲れるのは以前歩いた時に分っている。では何故予定変更なのか。標識設置者の意をくむことと同じ道を帰ることに抵抗を感じたのだ。 2020.09.15
【安倍熊之輔】1861年~1925 安部山を開墾、桜公園。福岡県の農政改革等献身。
【和気清麻呂】733年~799 奈良時代の廷臣。皇位を狙った道鏡の野望を阻止。怒った道鏡によって足の筋を斬られる。麓・湯川の霊泉を浴び足が立ったので足立山の名称。
JR駅スタート  安部山公園へと桜並木、正面に足立山
安部山公園  J2ギラバンツ北九州は現在首位 公園最上部  安部熊之輔頌徳碑(安部山の開拓者)
公園最上部 和気清麻呂像(奈良時代の廷臣、山名由来) 旧道登山口(今回は下山口)  橋の右側から出入
観光道路4番カーブ、通常登山口から登る 戦時中は兵隊道路  山道幅広く九十九折
砲台山まで山道のほぼ中間  石灰岩採掘場跡 砲台山頂からの展望  足立山(中央)と妙見山
妙見宮分岐  足立山へと進む ここで右折  石段の突き当りは妙見上宮
 足立山頂まであと400m  急登が続く 関門海峡  山頂手前より、山頂からは見えない
 山頂展望  左に皿倉山、右下にメディアドーム 山頂展望  小倉駅は中央、その右にミクスタ
山頂展望、戸上山   しかし、主役は雲だ 下り水場付近  新標識(黄)に従おうか
水場  冷たい顔を洗う  復路は旧道に決まり 安部山分岐  右へ、左へは葛原八幡宮
 新たに誘導テープ多数、これで迷わなくなった ヤマザクラの大木  数箇所
 陸軍省1872年~1945年(終戦)その後改組廃止 タコの逆立ち ザックを取られたよ
 旧道から観光道路へ到着  往路を帰る 振り返る 中央建物の左側に下りた  JR駅へゴール
山行記録2020   山行記録(総合)