屏山、古処山

 福岡県東峰村小石原から朝倉市秋月にまたがる山並は2016年に日本山岳遺産に登録された。このうち西側2座を歩く。本登山は嘉麻市「嘉穂三山愛会」主催に参加したもので「古処山探検隊」と銘打れていたが、屏山も含まれていた。古処山に生息するニシキキンカメムシとオオキツネノカミソリの観察が主な目的。ただ、残念なことに例年に比べて芳しくないと登山前の説明。 2019.08.04
【ニシキキンカメムシ】 ツゲを食草とする準絶滅危惧種。ツゲ林がある限られた場所でしか生息しない。ツゲは石灰岩質に育ちやすく、古処山頂付近のツゲは国の特別天然記念物。
【オオキツネノカミソリ】 ヒガンバナ科の多年草。その名は細長い葉がカミソリのように見えることと、花の色合いがキツネ色などの説。鹿の食害により絶滅状態だった。
ニシキキンカメムシ    本登山目的の一つ
オオキツネノカミソリ    登山目的、群生地は絶滅 ニシキキンカメムシ    本登山目的の一つ
CP駐車場にて本登山説明を受けスタート ホウノキ    キャンプ場上部
最初は林道だが、すぐ山道に入る 尾根に出た所で最初の休憩
???  ネット検索するも名前が分らない 分岐A、稜線に出る  屏山へ向かう
屏山頂に到着し、昼食場所を探している 屏山山頂   初対面の人も交じって
屏山を後に古処山へ向かう  ちょっとショートコース 石灰岩が現れるとツゲもボツボツ
分岐Aの少し古処山寄りを左折する 登山道を挟んで山頂側はツゲの特別天然記念物
古処山頂へ向かう  このあと直下は急登 古処山頂  しばし休憩
山頂  樹木は全てツゲ、石は石灰岩 山頂  「古処大神」と刻まれている
馬攻め迂回、キツネノカミソリの群生地だが絶滅 分岐B  正面三差路を右折し遊人の杜へ
急斜面をかなり下ると林道や沢にも出会う 登山口B  今年2番目の暑さだった
突き当りにキャンプ場、その駐車場でゴール さらに少し下って臨時駐車場まで
山行記録2019   山行記録(総合)