皿 倉 山
 神功皇后が西征の折この山に登って下山の時、夕暮れが深まったので「更に暮れたり」と言ったとの伝説。更暮山⇒更暗山⇒更倉山、転じて皿倉山(山頂看板参照)。しかしながら年配者には皿倉山のことを帆柱山と呼ぶ人が少なからずいる。この山の玄関口の町名は帆柱であり、皿倉ケーブルカーは2015年の改称前は帆柱ケーブルであった。山頂付近の北原白秋と野口雨情の歌碑には帆柱山の表現。何故、皿倉と帆柱が混同されたかは知らないが、年配者の呼び方にも納得したい。前書きが長くなったが、一瀬峠登山口へとマイカーを運転中、登山口2Km手前で土砂崩れ(多分、先月の西日本豪雨による)があり、通行禁止となっていた。幸いにも踏み跡を見つけたので車を置き、土砂崩れ現場を無事乗り越えた。あとは登山口までアスファルト道をてくてく進んだ。この山は、山頂付近の人工構造物と自然との調和が保たれているのか、人それぞれによって評価が異なると思う。小生は自然派だが、皿倉山については及第点を与えたい。 2018.08.05
皿倉山   八幡東区槻田小前交差点より
一瀬峠登山口へ通じる道  手前に駐車し歩く
八幡東西区境界 皿倉山~尺岳、福智山(左)への縦走路
一瀬峠登山口 東西路分岐  左に進む、権現山周回路・西へ
明治時代の要塞地標、関門防備 権現山周回・西分岐
皿倉平(8合目)より皿倉山頂を望む   恋人の聖地 「天空ドーム」
北原白秋歌碑 「・・・山は帆ばしら・・・」 南京錠に愛の願掛け  天空ドーム上部
皿倉山頂を望む  手前の大石は白秋歌碑 ヤノトラカミキリ  当市出身の昆虫学者が発見
スロープカー   ケーブルカーから乗り継ぎ山頂まで 山頂より洞海湾方向   新日本三大夜景
野口雨情歌碑   山頂と右画像の中間 山頂から降りてきてビジターセンターへ
皿倉山ビジターセンター(昼食、1時間滞在) 国見峠は皿倉平  見落としがちの場所
皿倉平より西側の権現山を展望 権現山周回道に入る  右へは権現山頂
権現周回・西分岐  市瀬峠登山口へと下る 期待しなかった水場  冷たい、美味い
杉山橋  天気続きのため水は僅か 一瀬峠登山口  これより車道を歩く
八幡東西区境界 土砂崩壊現場  踏み跡を歩き終え登山終了
山行記録2018 へ戻る