足 立 山
 本日は山の日。登山が趣味の小生にとって、幼少より親しんだ山に登りたいと思った。ここ1ヶ月、猛烈な暑さが列島を覆っている。TVや新聞は、熱中症罹患と注意喚起がトップに上げられていた。独り登山では特に入念な注意が必要だ。スポーツドリンクと麦茶に梅干をザックに詰め出発する。山頂に着くと山の日なのに誰もいない。日祭日に山頂を独り占めにした経験は殆どなく、まして山の日だ。これは暑さのせいか。山の日を気候のよい月にしなかったのかと独り言。
  足立山の山名は和気清麻呂に起因する。安部山公園の最上部には清麿像があり、これは安部山を開拓した安部熊之輔が1922年に建立。1991年地震により頭部が落下、胴体部分の風化も進み1993年に北九州市が再建した。小生は安部山公園から登る際、いつも二人の先人が脳裏にひらめく。今回登山は先人と崖崩れ特集みたい。  2018.08.11
スタート、ゴール  明治期、安部熊之輔開拓地
和気清麿像  安部山公園上部 安部熊之輔頌徳碑  安部山公園上部
登山口へ通じる観光道路 西日本豪雨による崖崩れ、ここは土砂撤去済
通常登山口  観光道路4番カーブ   砲台山中腹、石灰採掘場跡
よく整備されていた山道は豪雨で荒れている 砲台山頂すぐ下  砲台関連設備跡
砲台山山頂  足立山(正面)と妙見山(左) 豪雨のためガレ場と化した水場
妙見上宮への参道  杉並木は江戸時代の植樹 参道を右折し足立山頂へ
足立山頂までの400mは急登 足立山頂  山の日だが到着時は我独り
下界はガスに覆われている   山頂より 左折して旧道Bを下る
右画像の山頂側  大量の土砂崩れ 葛原分岐  右側を下る、左は葛原八幡方向
観光道路の旧道登山口に出る 安部山公園、登山終了  グランドに盆踊りの櫓
ミシマサイコ センニンソウ
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