猪 群 山

 大分県豊後高田市。猪群山(いのむれやま)の山名由来は、猪が群れるほど多かったとの説と臼野登山口にある飯牟禮神社からきた説。ちなみに、飯牟禮山とも呼ばれている。ストーンサークル(環状列石)と表されている巨石群は、古代の巨石信仰遺跡説、仏教信仰の霊場跡説、中世の砦跡説と歴史感が漂う。卑弥呼の墓とする俗説もあり想像が膨らむ。作家・松本清張らによる現地調査が1983年に行われ「猪群山-山頂巨石群の研究」が報告された。昔からこの神域(ストーンサークル)は女人禁制であったが、我が女性軍は入口門にあたる陰陽石をことさら胸を張って通過したようであった。標識類がよく整備され、要所要所に取付けられた方言によるミニコメントが面白い。 2017.01.25
登山口駐車場10:20~11:00立石~11:20いっぷく望~11:40猪群山頂~
11:50ストーンサークル(昼食)12:30~13:00立石13:10~13:30登山口駐車場
猪群山  国道213号より展望
県道654号より登山口への車道入口 登山口駐車場  左端にトイレ
登山口  駐車場すぐ上 登山開始、山道に入る
石垣が段々に続く、昔は何かあったのだろう 方言「こっちどり」とは? 適当に解釈しよう
植林の記録  大正元年、昭和28年 立石(常磐遺跡) 猪と鬼が運んだ伝説
「こりからが ひぢぃ でぇ」 その通りだった あせふき場 気温低く汗を拭くまではなかった  
いっぷく望  三方を展望 周防灘方面を展望  いっぷく望より  
いっぷく望を後にする  日陰は冷んやり 猪群山頂  広い平らな山頂
ストーンサークルへと下る ストーンサークル入口の陰陽石 昔は女人禁制
S・サークル中央の神体石  高さ4.4m 最遠方の鶴見岳(左)と由布岳  S・サークルより
石群は台地外周に配置、右側が神体石で台地中央 再び猪群山頂  登った道(常磐コース)を下る
復路、いっぷく望  いっぷくし下界を望む 立石  下山時に見る方が絵になる
小さな石塔、ケルンの役目  何だか宗教的 登山口到着  左の白地は登山時に見た看板
山行記録2017   山行記録(総合)