皿倉山、帆柱山、花尾山

 北九州市八幡東区(皿倉山)西区(ほか2座)。皿倉山は来訪者が北九州の山で一番多い。登山者のみでは最標高の福智山が勝るのだが、ケーブルカーを乗り継ぐ観光目的を加えた推量である。ケーブルカーを利用できることと600m前後の標高を考えれば、東京都の高尾山と似通っていると思われる。山名由来は神功皇后が西征の際、国見岩から日暮れまで国々を眺望し、下山時に更に日が暮れたので「更暮山」と呼ばれるようになった伝説。転じて皿倉山。帆柱山と山名を混同する人もいる。、ちなみに2015年まで皿倉山ケーブルカーの名称は、帆柱ケーブルであった。帆柱山頂は山城跡、その面影はなく詳細を調べる術も小生には見当たらない。花尾山は1194年、鎌倉幕府誕生の翌々年に麻生氏が築城したと言われている。1586年豊臣秀吉の九州平定により廃城。 2017.01.31
 《山行タイム》
 駐車場9:50~10:20ケーブル架橋下~11:20国見岩11:30
 ~11:40恋人の聖地11:50~12:00皿倉山頂12:10~
 12:20ビジターセンター(昼食)13:00~13:20権現の辻~
 13:40帆柱山頂~14:20花尾山頂14:40~
 15:30ふれあいの家~16:00登山口駐車場
 
登山開始  車の向こうで山道に入る
この道は煌彩コース  車道を3度横断 煌彩コースに別れ国見岩方向へ  
皿倉ケーブル架橋下を通過 車道は約300mで終点、山道に入る
国見岩から洞海湾方面を展望 スペースワールドや若戸大橋が微かに見える
皿倉山頂手前  ピンクは恋人の聖地 ハート下に手をつなぐ穴  羨ましい
愛を誓う南京錠のロック  吾はアンロック中だ 左から風師山系、戸上山、足立山  聖地より
北原白秋詩碑 昭和5年作詩「鉄の都」 山頂右はスロープカー駅、その手前はパラグラ基地
山頂から歩道を下ると野口雨情詩碑、S7年作詩 暖房が効いた無料休憩所で昼食
皿倉平より皿倉山頂を眺める 権現山、皿倉平より
権現の辻  右折し帆柱山に向かう 山城跡の帆柱山  山城の面影はない
勇猛なスダジイ  花尾山への途中 花尾山頂より皿倉山を展望
花尾山頂  中世には山城、1586年廃城 花尾分かれ、見巡松  車道を下る
福岡県立北九州ふれあいの家 これより往路登った山道を下る
ケーブル山麓駅、ケーブル更新工事で1ヶ月運休 登山口駐車場到着  ケーブル山麓駅すぐ下
山行記録2017   山行記録(総合)