犬 ヶ 岳

 山頂を境界として北側は豊前市、南側は中津市。耶馬・日田・英彦・山国国定公園、九州百名山。5月上旬に咲くツクシシャクナゲの自生地、笈吊岩~山頂間に多い。犬神が住んでいた伝説があり、これが山名となったと思われる。かつては経読岳から犬ヶ岳を経由して英彦山あるいは求菩提山への稜線は修験者の道であった。昼食後、ハプニング発生。展望台の反対側で若い二人がなにやらやっていたのは、花嫁花婿衣装に着替えていたのだ。それを知らない我々は、突然のお出ましにビックリ。「二人が知り合ったのは犬ヶ岳だったから山頂で記念の写真を撮りたかった」とのこと。花嫁さんは落ち着いていたが、花婿殿は緊張のあまり元横綱・朝青龍がはにかむ顔になっていた。まあ、いずれにしても目出度し目出度し。この幸せを生涯続けて欲しい。我々にとっても、お陰様で良い思い出を頂くことができた。ありがとう。 2017.03.19
登山口駐車場8:50~9:50林道出合~10:40笈吊峠~11:50山頂(昼食)12:50
~13:20大竿峠~14:30恐ヶ淵~15:20登山口駐車場
犬ヶ岳  登山口へ向かう途中から展望
登山口駐車場をスタート直後 この橋を何度渡ったことか、いつも登りコース
炭焼き跡か、毎回気になる ウグイス谷  遭難連絡の位置表示
このガレ場を過ぎれば急登となる 林道出合  急登後、ほっと一息
経読林道を約300m進む 再び山道に入る
秋は紅葉だが、今時分はコケでも愛でよう 笈吊峠(経読分岐)  笈吊岩へと右に進む
笈吊岩①、上級者向き  今回は②を登る 笈吊岩②  濡れた岩が滑って危ない
シャクナゲ開花時は花のトンネルだった 山頂手前より経読岳を展望
山頂  驚きのハプニング、お陰様で良い記念 山頂を下り始める  ミズナラなど
こんな急斜面は間隔を開けよう 大竿峠  一服し右に下る
窪地には残雪がところどころ ブナの大木と勝負、3人がかり
林道出合 林道を約100m右に進む 林道分れ  恐ヶ淵へと下る
先頭の先は道狭く左側は断崖絶壁 難関だが怖くない、むしろ楽しい
木橋、恐ヶ淵の少し上  駐車場まであと50分 恐ヶ淵(龍生淵) 滝の下流は深い谷
下山口が近づく  スギ手入れ残骸 スギの手入れ道のため従来の登山道が消える
下山口に到着 駐車場まであと5分 登山口駐車場到着、登山終了
山行記録2017   山行記録(総合)