英彦山 裏英彦山道から

 英彦山は日本三大修験の山、岩崎元郎選定の新日本百名山、九州百名山。豊前坊駐車場をスタート、久しぶりの裏英彦山道を歩く。その目的はヤマシャクヤクとシャクナゲで期待通りの開花だった。ましてやヤマルリソウを見つけられたのは想定外の嬉しさ。北岳に到着したとき、月世界に旅立ったはずのカノウさんがチャリと共に我々を迎えてくれたのには驚いた(当サイト「photoれんそう」参照) 偶然は続くもので中岳を下る際、数年前のグループで毎月同行したカラスさん、ルルちゃんと交差する。これらの出会いが本登山を一層楽しくした。  2017.05.07
豊前坊駐車場8:50~9:10裏英彦山道入口~9:30苅又分岐~10:30ケルンの谷10:40
~11:40英彦山中岳山頂(昼食)12:30~13:00北岳山頂~14:00豊前坊駐車場
豊前坊駐車場をスタート  R500を薬師林道へ向かう
R500から薬師林道に入る  コン道は100mだけ 裏英彦山道入口
新緑が爽やか  ケルンの谷が近づく ケルンの谷のケルン頂部
「私もケルンを・・・」と、気分は00年前の幼児 中岳へ向かう  ケルンより平穏な道はここまで
倒木や大石で歩き難い 渓流沿いだが今は涸れ沢
中岳と南岳の鞍部に出る  正面に英彦山上宮 中岳山頂の英彦山上宮
中岳山頂広場 中岳山頂  カノウさんのチャリも
中岳を下る  正面に北岳 写真を見て分かった左端にルルちゃん  
昔の山友、カラスさんとルルちゃんに出会う 中岳を振り返る、左は南岳
北岳  山頂は小屋の後ろだが神域侵入禁止 北岳を下る  正面にオオカメノキ  
本コース一番の難所 北岳の肩を通過してすぐの木段  
「世を救い民の安寧?」小生、訳  1855年設置 安山岩のデコボコが長く続く
シオジの林  湿潤地に自生する 屛風岩と逆鉾岩(前方)  凝灰角礫岩  
豊前坊、高住神社  1500年前の創建説 杉田久女句碑  高住神社境内
  画像の句
  橡の実の つぶて颪(おろし)や 豊前坊
 

 杉田久女(1890~1946)
 高浜虚子に師事。近代俳句における初期の女性俳人で、
 女性俳人三指の一人と言われている。
 福岡県立小倉中学(現、高等学校)の美術教師・画家の
 杉田宇内と結婚、夫の赴任にともない旧小倉市に移住。
 

 英彦山神宮奉幣殿すぐ下の石段脇にも久女の句碑。
 この句も英彦山を詠んだもの

  谺(こだま)して 山ほととぎす ほしいまゝ
 
      豊前坊駐車場到着、ゴール   パトカー、救急車、消防車 事故か? 北岳を下るときにサイレンを耳にした
 ヤマシャクヤク  シャクナゲ  ヤマルリソウ
 ヒメレンゲ  フデリンドウ ミツバツツジ
山行記録2017   山行記録(総合)