足 立 山

 北九州市小倉南区と北区にまたがり、九州百名山の一番目に表記されている。山名は和気清麻呂に起因。スタート地点の安部山公園は、この地一帯を安部氏が開墾したのでその名。足立山の麓にあるものの安部山は山ではない。ゴール地点の妙見神社は全国妙見宮総本山。明治初期から太平洋戦争が終わるまで御祖(みおや)神社の名称だったが、終戦後に妙見神社と再称された。余談だが2012年、横山白紅夫妻と四女寺井谷子の三者句碑が境内に建てられ完成式典の際、宇多喜代子現代俳句協会会長(当時)の祝辞で御祖神社と述べている。登り旧登山道は40年前に通った道。登山口に病院が建てられ登れなくなっていたが、最近別ルートで登山口が作られている。旧登山道全体を通して数は少ないが真新しい標識が取り付けられていた。しかし、踏み跡らしきものは見当たらない。20年ぶりの妙見神社への下り道も踏み跡はない。急斜面の連続、各所に長いロープが付けられているものの浮石が多く大変危険。車道に出る直前には川岸の石垣上を通過していたのだが、笹竹が繁茂して通れず引返して迂回した。今回歩いた登り道も下り道もマイナーコースと言える。 2017.12.15
安部山公園10:00~11:40水場11:50~12:10足立山頂(昼食)12:50~
~13:10妙見神社上宮(妙見山頂)~迂回路10分ロス~14:40妙見神社
山とは言えない安部山公園  スタート
変更された旧道登山口 手前(白)は橋の欄干 旧登山道に合流地点か?
 芸術的な大木  逆さタコと命名する、我好みに 山桜の大木が10本ほど
葛原分岐  右から来て手前に進む 水場への途中
水場すぐの三差路 妙見上宮への参道  江戸期の杉並木
関門海峡西側  参道を右折し山頂への途中より  足立山頂  3グループ10名ちょっと
足立山頂  久しぶりの天候 小倉市街と遠くに皿倉山   山頂より
 小倉市街地をズームで撮る 戸上山、足立山からの縦走路は長い
妙見神社上宮へ向かう、江戸期建立の鳥居 妙見神社上宮、妙見山頂
 妙見神社への下り 急斜面の連続、浮石多し 上宮への鳥居、御祖上宮と刻まれていた
車道手前で迂回路へとコース変更中 妙見神社、ゴール  イノシシは再来年の干支だわ  
山行記録2017   山行記録(総合)