黒岩山、障子ヶ岳

 両山とも福岡県添田町、英彦山の南西側に位置する。黒岩山は岳滅鬼山や釈迦ヶ岳に登る途中に取付があるのだが、余分に1時間を要するので敬遠してきた。他の登山者も小生と同じ考えなのかも知れない。山頂直下には黒い岩が垂直に切り立っていた。溶岩であろう。山容から想像してメサ(溶岩が盛り上がったテーブル状)だと思った。しかしそれは、小生の推定だから定かではない。障子ヶ岳は2度目の登山。以前は今回と反対側の深倉園地から登山口に向かった。山頂は木々に覆われ、落葉樹の間からかすかに英彦山が見えた。樹木に遮られなければ素晴らしい景観だろうに何とかならないものか。だが、自然破壊につながりかねないので、この提案は取り下げよう。同名の山が近隣のみやこ町にある。山城跡があり、戦国時代に秀吉が登ったと伝えられている。低山だが、こちらの方が人気があるようだ。  2016.02.28

駐車場8:40~9:40黒岩山分岐~10:10黒岩山頂~10:40分岐A~11:20障子ヶ岳登山口~
11:50障子ヶ岳山頂(昼食)12:30~13:10分岐B~14:10駐車場
黒岩山  南側の大南林道より展望
登山開始  駐車場すぐの工事個所 英彦山権現を経て大南林道を進む
汐井川渡渉  渡渉せず大南林道の大回りも可能 山道は修験者が通った峰入り古道
左折して黒岩山へ向かっている 急登尾根  展望は全くきかない
黒岩山頂  岳滅鬼山が見えたがはっきりせず 山頂直下  垂直岩はメサの形成か?
下るにしたがって視界が開けた  英彦山を望む 分岐A  大南林道出合、右折する  
分岐B 岳滅鬼山へは左折  直進する   障子ヶ岳が見える  登山口はあと少し
障子ヶ岳登山口  大南林道を右折すると急に殺風景 山頂までは30分だが、急登はきつい
障子ヶ岳山頂  落葉樹の間から英彦山が見えた 昼食後、下り始める
ピークが二つあり登山口側を登り返し 大南林道に出る  来た道を引き返す
分岐B  峰入り古道を下り始める 黒岩山への分岐、往路に合流
朝渡った汐井川、渡り返す 工事中の車道を駐車場へ  登山終了
特記  英彦山権現・鳥居の間にある赤茶けた石碑の説明が右画像  『流水』を妨げるテロや戦争の終結を願いたい
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