久留孫山

 狗留孫(くるそん)とは、梵語の音訳で「実に妙なる成就」の意。狗留孫山修禅寺は別名御嶽観音として知られ、弘法大師開山の観音霊場で狗留孫山霊場88箇所総本山。山名が先か、寺名が先かは知らないが、狗留孫山は修禅寺あっての狗留孫山と言える。参道沿いは杉の古木、山腹は鬱蒼とした暖帯林に覆われている。この山態は文化財保護法に基づき1940年「名勝」として文部大臣(当時)指定。梅雨明け最初の日曜日、終日曇り空。登山道で出会った人は3名か4名。全員がザックを背負っていなかった。多分、参拝のついでに登ったのだろう。帰りに吉見駅前の天ぷら店に立ち寄り購入。  2016.07.24
登山口駐車場9:10~9:50修禅寺10:10~10:50狗留孫矢筈山頂11:00~11:40登山口駐車場
国道491号と県道327号の交差地点
登山(参拝)口駐車場を出発 修行大師像  参道沿い
鹿の親子か?  参道からズームアップ 「護摩道場」 右の建物
参道  杉の古木は「名勝」たる由縁の一つ   無名の橋  明治以前はこれより先女人禁制
真新しい手摺  寄贈者の名前が記入 急坂が続く  お年寄りの参拝者には難儀
修禅寺が近づく  参拝者が中段で休憩していた 修行大師像  右の石段を上ると山門
山門  屋根下の文字は「御嶽山」 さらに石段を上ると本堂、右上に霊岩
参拝を終え参道から登山道に入る 霊岩、左の岩は↑写真の岩  穴の向こうに本堂
奥の院との分岐 本格的な登山道となる 暖帯林  これも「名勝」たる由縁の一つ
山頂はあと少し  ザックに蚊取り線香 狗留孫山山頂
山頂より響灘を見下ろす 絶景を期待したのだが 暖帯林  一気に参道まで下る 
参道に合流 参道を下る  麓の茶屋で昼食が待っている
登山(参拝)口駐車場 登山終了    麓の茶屋 名物の味噌田楽、5串450円也
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