臥龍山~掛頭山 縦走

 西中国山地国定公園に属し、両山とも広島県北広島町。臥龍山は八幡高原の中心に位置し、その名の通り竜が伏臥しているような山容。北面には湿原が多い。昭和30年代までは全山ブナの巨木に覆われていたが、東面と南面は伐採された。しかし、西面は伐採が禁止されたため原生林のままである。掛頭(かけず)山は臥龍山から北東に延びる兵稜伏の山。東面にはスキー場リフトが山頂まで達しているし、電波塔もある。一方、反対側の自然は失われてなく、原生林が残る。
 当登山はグループ恒例の一泊キャンプ。臥龍山から掛頭山へ縦走。登山開始時はガスが立ち込めていたが掛頭山に近づくと次第にガスが薄くなり、登山口に到着する頃には青空となっていた。期待した紅葉はいまいち、今年は外れ年なのだろうか。登山後、聖湖キャンプ場にて幕営。夕食時、ワイワイ言いながら皆で豚汁を食らう。
上の写真は翌日登山の深入山から展望。 2016.10.29
登山口10:50~12:30臥龍山頂~13:40最初の車道出会い~14:10掛頭山頂(おやつ20分)
~15:20二川キャンプ場~16:10登山口
登山口 早朝自宅出発、登山前の早い昼食
登山開始  臥竜山は霧に包まれている 
登山開始まもなく  山頂まで全て自然林 この登山で唯一の渡渉
大木に住むエイリアンのお出迎え 股の間を通り抜ける、ここが一番の紅葉
山頂までの中間点を過ぎると急登となる 雪霊水はあと少し  往き先々に大木
雪霊水  多積雪の山だからその名なのか 雪霊水をあとにして山頂に向かう
臥龍山頂  植物学者・牧野富太郎も立っていた 掛頭山への縦走路  ずっと穏やかな下り
「お好み焼きに見えるね」 「さすが広島の山じゃ」 車道に出る  すぐ左折し山道に入ると急登
レイソル軍団か、いえいえカシワの群落 掛頭山頂  山頂を見落とす人が多いとか
山頂すぐ下でおやつタイム  前方に電波塔 山頂まで延びているスキーリフト
電波塔(小)  これより山道に入る ホコリダケ  「どっちが埃」とホコリダケ
二川キャンプ場に近づくとこの標識が目につく てーへんだ熊が出た!おじさん早よ逃げて 
二川キャンプ場入口  これより長い車道歩き 霧ヶ谷湿原(左)  湿原内には遊歩道
登山口到着  出発時にはガスっていた臥龍山 登山後、聖湖キャンプ場  幕営準備中(右)
カシワ  メギ (目木、眼病の薬だった) コバノガマズミ 
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