霧 ヶ 峰

 八ヶ岳中信高原国定公園。長野県諏訪市、茅野市、下諏訪町、長和町にまたがり、最標高の車山や蝶々深山など8座で構成される日本百名山。北九州より初日の美ヶ原につづく2日目までの遠征登山。出発前に調べたガイド本によると、この時期の注目は、八島湿原(下図)の山野草と車山山腹のニッコウキスゲだった。だが、山野草は霧と霧雨で、キスゲは花数が少なく期待通りではなかった。
 もう一つの目的は、作詞家・横井弘が八島湿原で作詞した「あざみの歌」に関してアザミと歌碑を撮影すること。アザミは撮れたが、歌碑は見つけることができかった。めっけものは、その存在すら知らなかった米山正夫・詩曲の歌碑「山小屋の灯」を目にしたこと。今はキャンプ場の管理棟となっている奥霧の小屋に逗留し、この歌の構想を練ったそうだ。  2014.07.14
ニッコウキスゲ  霧ヶ峰の代表的な花
出発点のビジターセンター、バス降車
八島湿原への入口、ネットは鹿侵入防止用
八島湿原前の広場  霧と霧雨
まあ、シルバーも一応は興味 棚の向こうは湿原
八島湿原を歩き始める
湿原は国の天然記念物に指定  ニッコウキスゲ(黄)
奥霧の小屋  米山正夫・詩曲「山小屋の灯」歌碑
物見岩に向い登りにさしかかる
物見岩   手前は石ころの台地
正面に蝶々深山を見る
振り返ると右後方に山彦谷南ノ耳
蝶々深山山頂   他グループの記念撮影
車山(右前方)は深い霧に包まれている
時期遅れのレンゲツツジ  わずかに残っていた
木道の右側は車山湿原
分岐で右折  正面は車山、後方は白樺湖へ
車山をじぐざぐに登る
車山山頂の車山神社、確かに山頂標識があった
気象レーザー観測所  この向こうにも山頂
三角点のある山頂
車山を車山肩に下り始める
振り返ると気象レーザー、山頂南西はフラットな台地
車山肩(建物、駐車場)へ  遠征登山終了
明石海峡大橋  21時01分、帰りのフェリーより
エゾボウフウ キバナノヤマオダマキ
チダケサシ?
オトギリソウ
ヒメイチゲ
ハクサンフウロ
ノアザミ 「あざみの歌」はここで作られた イブキトラノオ
ヨツバヒヨドリ ウスユキソウ
山行記録2014 へ戻る