津波戸山(つわどさん)

 杵築市山香町。日豊本線中屋敷駅より別府側に1Kmの津波戸山駐車場がスタート地点。火山れき岩や角れき凝灰岩からなる集塊岩の岩山で九州百名山。山頂南側の東西岩尾根およびその谷間には津波戸山弘法大師八十八箇所の霊場があり石仏が安置されていて、登山者にとっては道標にもなる。過去2回の登山では、霊場順路どおりに歩いたが、今回は88番から逆のコースをとった。  2014.11.23
   【津波戸山弘法大師八十八箇所】
  大正初年、土地所有の有志8名が奇岩絶壁の間に霊場を
  開創し、弘法大師像を安置した。
  ↑写真は45番霊場。老夫人が夫の石仏にお参りしていた。

   【津波戸山海蔵寺跡】
  享保2年、立石藩木下侯の祈檮所として現在地に再興、
  昭和57年に松尾の小屋敷に転住した。

   【水月寺奥の院】
  現在は廃寺となっている水月寺は、仁聞菩薩が開いた
  国東六郷満山の本山本寺で、その奥の院。

          「山香町向野地区まちづくり推進協議会」 抜粋     
  津波戸山・駐車場  東展望所が見える(尖ったピーク)  駐車場から15分  標識の下に登山靴のレプリカ
左側は海蔵寺跡だが通過、下山時に寄る   分岐Aから右折して急登
岩尾根に到達、88番石仏(霊場逆回り)後ろに進む   東方向に岩峰の列、これは行かない
83番手前、火山れき岩or角れき凝灰岩   83番 左に東展望所が見える
81番付近  この先66番を左折し谷に下る   谷沿いに夫婦岩、岩間の向こうに弘法大師像
弘法大師像、大正6年設置  分岐Bまで急登が続く
水月寺奥の院  休憩所にもなっている  分岐B~東展望所~三角点を経て一気に西展望所
西展望所を折返し先ほど通過した津波戸山三角点   東展望所まで戻り昼食
分岐Bを右折、前方はヤブコギとなる津波戸山  建物は水月寺奥の院、急斜面を下る
針の耳がある西側ルート  逆光がうらめしい  岩尾根を谷まで下る
右の岩を登ると針の耳(撮影を忘れていた)  針の耳を過ぎるとまた急所
12番への登り始め  12番  石仏は人間に隠れる、後方に東展望所
10番(岩の上に2像)  落ちれば命の保証がない無名橋  海蔵寺跡で一休み  来た道を駐車場へ、登山完

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