貫 山(ぬきさん)山を

   北九州市小倉南区に位置し、北側または東側から見ると三角錐形なので
   企救富士(昔は企救郡)と親しまれている。別名・芝津山とも言われていた。
   日本書記に記載されているし、信仰の山でもある。福智山に次ぐ北九州市
   2番目の標高。隣接する平尾台に含まれるとの考え方もあるが、平尾台は
   石灰岩カルスト、対して貫山は花崗岩で、その生い立ちが異なるらしい。
   まあ、細かいことを言わずに、親子でも兄弟にでもしておこう。

    
一日おいて2度の登山。最初は2/23、上貫の貫権現芝津神社を発・着点と
   した。最大の目的は、山頂から眺める周防灘に浮かぶ北九州空港と足立山
   山系や皿倉山を写すことだった。ところが、晴てはいるが霞がかかり目的は
   アウト。消化不良のまま山を下った。
    2度目は2/25、平尾台茶ヶ床園地を発・着点とする。前日の野焼き状況と
   2/23の消化不良を解消することが目的。野焼きは計画範囲から飛火延焼し
   広範囲だった。遠方撮影は、この日も霞みだが消化不良はやや改善

  
2013/2/23 芝津神社9:40〜10:20登山口〜11:10山頂12:20〜13:20芝津宮
  2013/2/25 茶ヶ床10:40〜11:50山頂12:30〜13:30鬼唐手岩〜14:00茶ヶ床    
足立山の麓から南方向に見る貫山(△)、左側に水晶山系
貫山、上貫バス停付近より展望
  2/23  貫権現芝津神社⇒貫山登山道入口⇒貫山山頂⇒貫権現上宮⇒貫権現芝津神社
今回登山の発・着点、貫権現芝津神社 貫山権現参拝道・石標、登山開始10分後
林道を車で来るより上貫から直登の方が手っ取り早い 途中から新道を行くと8合目まで植林の杉
貫山頂、山頂は陽が射しているが遠方は霞む 貫権現芝津神社上宮、下りはコース
上宮下の参道、何百年前の設置か 出発点の芝津神社に到着、登山終了
  2/25  茶ヶ床園地⇒四方台⇒貫山山頂⇒NTT鉄塔⇒鬼の唐手岩⇒茶ヶ床園地(野焼跡を見る)
茶ヶ床園地、発・着点、正面は野焼後の岩山 茶ヶ床より見る野焼後の大平山、雪ではなく石灰岩
鬼の兵古(褌)干、石灰岩の上に花崗岩が乗る(中峠すぐ) 岩山(左)と大平山、遠くに福智山
四方台より貫山を望む 貫山山頂
微かに見える周防灘沖の北九州空港、貫山頂より 貫山頂より北を向くと足立山(左)と戸上山
貫山に登って来る登山者、正面遠方は周防台 水晶山(左)と偽水晶山は計画外の延焼
1977年・山火事の消化中消防隊殉死者の慰霊碑(鉄塔近く) 貫山と鉄塔、右半分は計画外の延焼、広谷台への途中より
広谷台から貫山を展望 広谷台と鬼の唐手岩(右)を林道から望む、終着の茶ヶ床へ
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