尾 鈴 山

宮崎県中央部、児湯郡都農町と木城町にまたがる尾鈴山。この山の麓で生まれ育った歌人・若山牧水は、
『ふるさとの尾鈴の山のかなしさよ 秋もかすみのたなびきて居り』 
と詠んでいる。石川啄木や宮沢賢治の
岩手山と同様に以前から登りたいと思っていた山。小生は九州に住みながら先に登った岩手山の後になって
しまった。国の名勝指定・国内唯一の瀑布群と尾根沿いにはミツバツツジ・アケボノツツジ・シャクナゲが咲く
名山。滝コース、山周回コースなど数コースがあるが、登山が趣味の小生としては、周回コースを選択する。
滝コースを含めれば、当日中に北九州まで帰らなければならず日程的に無理。今回の登山は天候に恵まれ
たことと前述の花すべてが最盛期だったことに運を感じる。地元の人によるとラップすることはほとんどない 
とのこと。運を感じたにせよ、春に登ったことでもあり、秋に詠んだ若山牧水の境地にはとてもなれなかった。
上写真の中央△が尾鈴山。登山時間は休憩を含め花写真を撮りながら5時間40分    2013.04.26      

登山口へ向う(車)、この先から道が狭くなる 登山口に近づく道路脇、次郎四郎の滝
ここに駐車し、7時50分出発 落石でガレた道を登山口へ
甘茶滝、登山届箱すぐ 登山口(甘茶谷) 赤松、尾根道を進む
展望所、日向灘は靄って判然としない
ツガ(マツ科)の大木が多い 尾鈴神社、山頂手前すぐ
尾鈴山頂10時00分、展望はきかない
山頂を下り始め長崎尾へ、ヒメシャラ 尾鈴山頂を見返る、長崎尾との中間付近  このあたりからアケボノツツジが多くなる
長崎尾、逆方向から来た登山者 林道を渡る、いよいよ最終章
周回分岐、11時30分昼食 三位一体の木か、ヒメシャラ(左)・??・ツガ 大きな駐車場、林道を下り13時30分登山終了
尾鈴山に咲くミツバツツジ、アケボノツツジ、シャクナゲ特集
ミツバツツジ ↑ 、展望所下8合目から山頂〜長崎尾の中間に多い    全体的に最盛期は過ぎていた
アケボノツツジ、山頂〜長崎尾の中間から周回分岐までに多い   「5日前の方が良かった」と山中出会った地元の登山者
シャクナゲ、山頂〜長崎尾の中間から周回分岐のかなり下までに多い   花付きは良くない
山行記録2013へ