九重・星生山、肥前ヶ城

星生山は九重山系の北東部にあり東西に長く、山容が大きい変化に富んだ山だと言えよう。一方、肥前ヶ城は久住山方面に行く登山者の多くは通過する。小生もミヤマキリシマのシーズン以外は足を踏み入れたことはない。しかし、ミヤマキリシマの樹木数は多く、ミヤマキリシマに関しては最も人気のある平治岳のそれにに匹敵すると思っている。

ミヤマキリシマの時期になると、毎年2、3度九重詣でを行っている。今年は昨年見た様相を再び感激しようと扇ヶ鼻と肥前ヶ城を計画した。先週は三俣山に行くがやや期待外れだったので今度こその思いだったのだ。ところが、地図の分岐Aから扇ヶ鼻に向う寸前に下ってきた登山者に花の具合を聞くと「花数が少なくガッカリ」そこで、肥前ヶ城の後に久住山まで足を延ばすことにした。肥前ヶ城のミヤマキリシマは、期日的な要因もあるかも知れないが、昨年程の感激はなかった。久住山に向かおうとした時、気になったは空模様。濃いガスが間断なく流れている。久住山を諦め時間短縮のため真向かいの星生山へと再変更。昼食後、休憩なしに登山口へと直行する。登山口に着いてまもなく大粒の雨が襲ってきた。今回登山を振り返ってみて、2度の予定変更は優柔不断なのか、それとも臨機応変なのか・・・。計画した山行を忠実に実行した若いころの活力はもはやないに等しいので、安全な方を良しとしよう。  2013.06.14  

   
牧ノ戸登山口9:30〜10:30下図の分岐A〜11:00肥前ヶ城11:20〜
   12:00星生山〜分岐D(昼食30分)〜13:00分岐A〜13:50牧ノ戸登山口
                                   
出発点の牧ノ戸登山口、前方は猟師山〜合頭山 ガスが濃い
展望台A、ガスがなければ三俣や由布が見える ニシキウツギ、展望台Bまでボツボツと 展望台Bより本格的な山行となる
沓掛山頂を素通りし下る
タカサゴソウ ガスが切れ沓掛山〜分岐A(扇ヶ鼻取付)間から扇ヶ鼻(最遠方)が見える
ニガナ?
分岐A、扇ヶ鼻に向うつもりだったが 分岐A  扇ヶ鼻からきた人の話「花付きが悪い、ここ(写真)の眺めの方が良い」   予定変更
肥前ヶ城山頂、この後久住山の予定⇒
再変更した星生山(山頂は左端)右尾根を登る 肥前ヶ城南斜面、扇ヶ鼻をパスし久住山に変更したが空模様が気になり星生山に再変更  
星生山山頂、またガスが濃くなる
星生山、分岐C地点(久住分れ方面)より望む 久住を星生に変更は時間を短縮し雨を避けるため イワカガミとマイヅルソウ(小さい花)
星生山頂を眺める登山者、分岐D地点
星生山を扇ヶ鼻方面に下る、分岐D付近南側  小ぶりなミヤマキリシマ 突当りの分岐B地点に向って星生山を下る
沓掛山の下り専用ハシゴを登る(九重を下る)
往路と同じ道をひたすら下る   先ずは正面左の沓掛山 沓掛山山頂
ハルリンドウかフデリンドウ(無観察)
展望台Bから登山者の声がする、沓掛山下り途中にて 登山口駐車場に到着、間もなく大粒の雨
ドーダンツツジ 同左、歳をとると色気が出てくる ベニドーダンツツジ
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