富 士 山
 富士箱根伊豆国立公園、世界文化遺産。富士山は遠くから眺める山だと思っていたので、標高2番目の南アルプス北岳から5番目までの槍ヶ岳には登っているが、最標高の富士山には足を向けることはしなかった。しかし、山を趣味とする人間として一度は登っておきたい気もしていた。今年6月22日、世界文化遺産に登録。この機を逃せば一生登ることはないだろうと決行。
 かなり前、富士山を世界遺産に登録しようとした時、ゴミ、トイレなどが問題とされていたが、小生が見た限りでは、それらは見事なまでに払拭されていた。だが、山体の崩壊を保護するための巨大な構造物、頂上に置いてある工事用ブルドーザーや荷物運搬用のキャタビラ―車に不自然さを感じた。それらは必要なことであるらしく異を唱えることはできないが、自然遺産でなく文化遺産となったことに納得する。天気もよく、ゆっくり登山だったせいか高山病にも罹らず申し分なかった。  2013.07.11-13
麓の北口本宮富士浅間神社(富士吉田市)で安全祈願
富士スバルライン五合目、バスを降り登山に備える
登山開始、登山者(右)下山者(左)、人の多さに驚く
今から登ろうとする富士山を展望、富士スバルライン五合目店舗展望台より 泉ヶ滝、右の道を進む
七合目の小屋は見えてきたが・・・
六合目、下山道(左)との交差  このあたりがほぼ森林限界か? 本日の宿に到着 標高2790m
7/12 4時40分  宿泊した七合目の鎌岩館より、手前は山中湖 フジハタザオ
御来光を浴びる宿泊者
見ての通り鳥居荘、通過 七合目の鳥居荘を見下ろすと登山者の列
八合目へ向っている
立寄り大休憩、山頂からの帰りに宿泊する 上の建物は本八合目の山小屋  山体保護の構造物が万里の長城みたい
鳥居をくぐれば吉田&須走ルートの頂上
九合目を過ぎた位置、岩道の傾斜がキツイ 3715m頂上広場、左に貨物車、右にブル車
最標高の剣ヶ峰3776mへ向う
ビューポイントとのことで各自記念撮影 右は最標高の剣ヶ峰、建物の右半分は浅間大社奥宮
お鉢道から分岐する御殿場口
「富士山の高さ三七七八」と刻まれている ⇒ 三七七八は正面の白山岳のことで剣ヶ峰より高い(昔の観測)、実際は3756m   
浅間大社奥宮から移転した郵便局 富士宮口 浅間大社奥宮
剣ヶ峰、1999年までレーザー気象観測
3776m剣ヶ峰、頂上へは勾配が急な上に溶岩粒がやっかい 剣ヶ峰山頂
剣ヶ峰を後に本日宿泊の八合目へと下る 吉田&須走R頂上、鳥居から下山道に入る 下山道はマスクとスパッツの着用
八合目の山小屋を横切る 単一になった吉田ルート下山道 本日宿泊の八合目太子館へ到着
7/13 5時10分 八合目を出発30分後  山中湖にシャッターチャンスを狙った オンタデ(イタドリ系)
ひたすら五合目へと下る
落石防護シェルター3箇所 富士スバルライン五合目  登山終了   スバルラインを下るバスの人となる
ヒメシャジン ミヤマオトコヨモギ タカネバラ
山行記録2013へ 北アルプスなど遠征登山