右田ヶ岳

 山口県防府市、新幹線から白い岩がむき出して
見える岩山。山名は大内氏の一族・右田氏が鎌倉
末期から城を構えた事に由来する。因みに登山口
も右田の地名。

 本登山は40年前の職場同僚との恒例となってい
る秋の登山。小生以外は初めての山で石船山の
仏教遺産やルート上の大岩に感嘆しきりだった。
幹事としての面目が保てたと思いきや、大きな失
点が待っていた。
 山頂で会った地元の登山者から「勝坂登山口に
下るのならば、尾根ルートと本ルートの土石流上
に"りんどう"がある」と。分岐点に到着するもリン
ドウは見渡らず、山道は土石流に流されていたの
で仕方なく危険な沢を下った。よくよく考えてみると
"りんどう"はリンドウでなく林道だった。分岐から
本ルートを少し登れば、下りの林道があるとのこと
だったようだ。  2013.11.05

 
右田小登山口9:50〜14:30勝坂登山口(休90分)
登山口の天徳寺山門と石船山、後方に右田ヶ岳西峰が小さく見える 天徳寺境内のイチョウ樹齢800年
天徳寺境内に続く山道 穏かな山道はこの付近まで 最初の大岩
石船山中腹天徳寺側   自然石に彫られた33観世音のうち左から龍頭観世音、施楽観世音、灑水観世音
石船山頂、後方に右田ヶ岳西峰(左)と本峰
ツワブキ、山頂 石船山頂から振返る、右田小は遺跡発掘中、右手前天徳寺(黒い屋根)、新幹線(手前)と高速道
石船山を下り右田ヶ岳へ登り返し 西側の峰を望む、最高峰は西目山、その手前は萩往還(萩〜防府三田尻)後の国道262
右田ヶ岳山頂、地元登山者8人が登ってきた 下り始める、西峰へ向う 通過した西峰を振返る
右田ヶ岳をバックに思案する
尾根ルート   大岩の頂部、下を覗くとスリル満点   大岩下りの中間点
下ってきた大岩を眺めている
まだまだ続く大岩下り、実際は画像より傾斜がきつい 国道まで飛びおりたい気分
本ルートとの分岐が近づいた 2011・土石流跡の沢を下る、山道は流された 勝坂登山口すぐ、萩往還は国道から分岐
下山した勝坂登山口から駐車場への途中、歩いたコースを確かめる   右から石船山⇒右田ヶ岳⇒同、西峰⇒大岩
  登山を終え、日本三天神・防府天満宮にお参り  「学問の神様だけど、ボケた頭にも効果があるのかな?」と声がした
防府天満宮・正面門
JR防府駅前(翌朝) 展示された書道パフォーマンス、書道展は読めない字が多く苦手だが、これは面白い
  登山後に防府宿泊の翌日   当地のコーヒー店主から教えてもらった種田山頭火墓所を訪れる
山頭火の墓がある護国禅寺
山頭火の墓、昭和15年松山市にて没 放浪の俳人・山頭火句碑「枝に花が 梅のしづけさ」  明治15年防府市で誕生
山行記録 2013