福 智 山
 福智山 901m 。北九州市の最高峰でもあり山頂は、直方市との境界。山頂一帯は岩とススキに覆われ樹木がないため360度の展望。当山は英彦山六峰の一つと数えられた霊山。山頂は豊前国と筑前国の国境。二つの石祠があり、南側の豊前国(現・北九州市)は小笠原藩が祀った福智神社、西側の筑前国(現・直方市)は黒田藩が祀った鳥野神社がある。いずれも福智権現社と称されている。 
 厳冬期に登る福智山は、3年連続。登山口までマイカーで行く際、道路凍結と積雪を避けたいため近場の山となる。ずっと天候が良い日を待っていたら1月の末日になってしまった。その甲斐あってか、寒さ和らぎ心地よい日差し。山頂では毎年強風にさらされていたが、これもなし。 11.01.31
ダム北側周回路より見る福智山
登山口すぐ渓流沿い 数年前の水害跡
ホッテ谷分れ 下ってきた登山者に上部の氷結状態を聞く
からす落、アイゼン装着 直方山の家「荒宿荘」
荒宿荘上、路面は氷結(山頂北側だから) 風弱く日差しが心地よい、いつも強風だったが
福智山頂より見下ろす福智山ダムと直方市街 同左、八丁と鷹取山(右小ピーク)
山頂付近、豊前国・小笠原藩設置の祠 筑前国・黒田藩設置の祠
下り始め、鈴ヶ岩屋(手前)と竜ヶ鼻 鈴ヶ岩屋の腹を巻く
福智山を振り返る、鈴ヶ岩屋の腹より 大杉(小さいが)の看板があったのだが・・・
象徴的な鱒淵橋  工事中のダム堰堤、突き当たりに路駐
ミツマタ、今回唯一の花 ナナカマド
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