平尾台へは、風雪に耐え可憐に咲く野草を求めて初春から晩秋まで年間10回程度訪れている。今年は出足が遅く今回が最初の山歩きとなった。目的は、春を告るげ花と言われているオキナグサ。花数は多くまずまずの開花具合だったが、今年の寒さの影響か全般的にみて5日くらい遅れていると思われた。他の花にも満足。 国際的なトレイルランナー石川弘樹がプロデュースする平尾台トレイルランニングが第二の目的。17Kmと40Kmとがあり、自然保護のため参加者が制限されていて全国からエントリーした参加者は650名。40Kmは標高差600mと過酷。小生が山中走路に入った時、出会ったランナーは折り返し後の復路だった。激励の声をおくると「ありがとうございます」と気持のよい返事。このコース、景色が良いことから参加者のリピーターが多いとこと。 2012.04.15 先週に引き続き野草観察が主な目的。新たに咲いた花もあり、この季節、週ごとに変化が楽しめるであろう。天候は上々、ただ風がやや強く被写体が揺れるので撮影に手間取る。オキナグサの周りには、やはりカメラを持つ登山者の群。昨年に比べて小ぶりだが、花株は多い。 2012.04.23 |
1週目 今年最初の平尾台、野草とトレイルランニング | |
シロバナタンポポ | |
自然観察センターから牝鹿洞経由、前方は三笠台と風神山の間 | ヒメオドリコソウ |
これより左折し不動山、堂金山、貝殻山と続き(写真なし)、右折して桶ヶ辻(遠方右ピーク)から周防台、貫山(左最奥・黒)を歩く |
不動坂を登り不動山へ | |
タチツボスミレ | 不動山から最終ピークの貫山(左最奥)を望む、目の前右のピークは堂金山 |
左の岩山は貝殻山、堂金山頂より | |
堂金山から大平山(左)と貫山(中央奥)を展望 | ヒトリシズカ |
オキナグサ | 貝殻山を巻くトレイルランナー | ゴールまであと3Kmか |
桶ヶ辻山頂を突っ走る元気良さ | |
センボンヤリ | 小生達はランナーの向きとは反対方向に歩いた、桶ヶ辻を登るランナー、後方は周防台 |
周防台を下る | |
「遅れても記念を残こそう」 周防台頂 | 広谷台と貫山(最後方)をバックに周防台を登るランナー、後で会うランナーほど遅れている |
キジムシロ | 鬼の唐手岩(昼食) | 広谷台を後に中峠に向かうランナー |
ハルリンドウと思ったが? | |
広谷台を下り前方の貫山へ向かう、この道もトレイルランのコースだが通り過ぎた後 | 貫山山頂 |
根性の木 「ダイエット中です」 | キケマン、麓にて | ホトケノザ、麓にて |
2週目 先週に引き続き野草観察 | |
オオイヌノフグリ | |
キランソウ | 大平山山頂付近、平尾台で最も人気のあるピーク、野草も多い |
ホタルカズラ」 | 蕗の薹の綿毛 | シュンラン |
ハルリンドウ | |
天狗岩を背にしたオキナグサ 左は花後、これから翁の髭となる | キジムシロ |
スミレ | スミレ | アケビ |