九重5座〈星生山 天狗ヶ城 中岳 稲星山 久住山〉 
 阿蘇くじゅう国立公園および日本百名山(九重山)。このうち九重5座とは、小生の小生による小生のために設定した山行ルートに点在する山。1700m超の山で、自宅から日帰り登山が連続して踏破出来る5座を選定したもの。無理をすれば、白口岳に三俣山を加えた7座も可能だが、「余裕をもって山を楽しむ」小生の主張する登山理念に反するので5座に留めている。
 この登山の目的は、勿論ミヤマキリシマ。大曲登山口に着いた時は青空。登り始めると次第に霧が濃くなってきて、乳房岩あたりは景色が判然としない。稜線に出て眼下を見ると雲海が漂っていた。中岳、稲星山以東は霧が漂ったり切れたりの繰り返し。まずまずの登山だったと言えそうだが、次の2点に憂鬱。 @「・・・通行をご遠慮下さい」の看板を見落とし、星生新道を登ったこと(後述) A期待していた中岳と久住山の両山南側一帯のミヤマキリシマが虫食いにあっていて花は見られず来年も心配。  2012.06.10

大曲登山口、路肩駐車は何百m ガスが濃くなってきた、ミヤマキリシマは満開 乳房岩、人が登っている
ガスが薄れると花はさらに鮮やか
大岩、稜線まではあと少し 登ってきた星生新道を振り返る
    上の写真は、大曲登山口より星生新道を
   登りつめた稜線に取り付けられている注意看板。
   『植生保護及び事故防止のため通行をご遠慮
   下さい』 と記されている。
   大曲登山口にも同じ看板が設置されていると
   稜線で登山者の話。大曲登山口には何百mもの
   路肩駐車があり、我々は看板を見落としていた。
   登山後、看板位置と入山位置を確認したところ
   我々は看板より5m程度長者原よりから他者の
   踏み跡に沿って脇道から入山していたのだ。
   知らなかったとは言えマナー違反が悔やまれる。  
星生山稜線から眺める扇ヶ鼻、「ミヤマキリシマは良かったよ」と出会った人
星生山稜線から展望する黒岩山(左)と泉水山、遠方のわずかに雲海から突き出しは湧蓋山
星生山頂
星生山を下る、前方右・久住山 中央・稲星 三俣山(左)と山頂ミヤマキリシマの平治岳、左は硫黄山の噴煙、星生山頂から久住分れよりの眺望
天狗ヶ城の山頂すぐ下
星生山頂(右奥のピーク)から下ってきたルートを振り返る 天狗ヶ城より御池を見下ろす
九重最高峰中岳、天狗ヶ城との鞍部より
中岳山頂 久住山と御池  中岳より望む
中岳から稲星山に向かう
稲星山頂 山頂をミヤマキリシマのピンクで染める平治岳、稲星山中腹からの展望
稲星山からの展望   28mmのカメラでは1枚に収まらず合成、手移動で少しミスマッチ
久住山頂付近   昼食風景、12時40分ごろ 5座登山を終え久住山を下る、正面は三俣山
久住山頂より展望    右の稲星岳は表記間違い ○稲星山 ×稲星岳   2枚合成
矢印の方向へ右折 すがもり小屋 すがもり越下り、鉱山道路経由大曲登山口へ
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